今週は、メール表現のグレードアップについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < 好感度アップの表現法(2)>
◆─────────────────────────────────◆
敬語の使いすぎ
いつも何気なく使っている表現を、より感じよく印象付ける、
メール表現のグレードアップ。
好評につき、VOL.1699
に続いて、今週もご紹介していきます。
—————————————-
社内の皆様のご協力を賜りたいと存じます。
—————————————-
過度な敬語は、
使っている本人の気持ちとは裏腹に
相手には「慇懃無礼」な印象を与えることも。
使いすぎている敬語表現を
すっきり書き換えてみましょう。
—————————————-
社内の皆様のご協力をお願い申しあげます。
—————————————-
・佐藤様のご臨席につき、特段のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。
敬語が多すぎると、上記の文例のように
結局何を述べているのか、よく分からないことになりかねません。
各局、伝えたいのは……
・佐藤様のご出席をお願いします。
ということ。過剰な敬語を取り払うと、文字数も約半分で用件は伝わります。
・平素より格別のご尽力、ご高配を賜り衷心より厚くお礼申し上げます。
↓
・日ごろからご協力いただき、誠にありがとうございます。
・つきましては、引き続き役員として委嘱いたしたく、
ご多忙のところ誠に恐縮に存じますが、
5月15日までにご承諾いただきますようよろしくお願い申し上げます。
↓
・つきましては、引き続き役員として委嘱したいので、
5月15日までに、ご承諾をお願いします。
上記の文例も過剰な敬語を取り払うと、スッキリ分かりやすくなります。
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。
ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから