今週は、文字の打ち間違いの傾向と対策についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法           < 打ち間違いにご用心(2)
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                          変換間違いの対策

今週は、「打ち間違い」の傾向と対策を考えていきたいと思います。

打ち間違いの原因には、次の2種があると昨日、述べました。
1)変換間違い
2)入力間違い

例えば、こんな感じです。

1)変換間違い
・「たぎょうかい」⇒ ○業界 ×業界

2)入力間違い
「おれい」のつもりで「いれい」と入力し
「お礼」が「異例」となる。

1)変換間違い のよくあるケースを挙げてみましょう。

ようけん ⇒ 用件 要件
・用件は、用事、なすべき仕事   例)用件を済ます
・要件は、大切な用事、必要な条件 例)要件を満たす

けっさい ⇒ 決済 決裁
・決済は、商取引で決まりをつける     例)手形の決済
・決裁は、責任者が案件の採否を決めること 例)社長の決裁

しょうかい ⇒ 紹介、照会
・紹介は、引き合わせる、取り持つこと 例)知人を紹介
・照会は、問い合わせること      例)取引の照会

ほかにも「保証、保障、補償」「健診、検診、検針」など
うっかり変換を間違ってしまう語が多くあります。

変換候補に挙がった語のどれを選んでよいか分からないときは
辞書サイトで確認するなど、自分で語の違い調べることをお勧めします。

私はパソコンのそばに共同通信社の「記者ハンドブック」を置いていて
違いを確認するようにしています。

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