今週は、基本的な敬語についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 基本の敬語 >
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「言う」の敬語
今週は、よく使われる敬語表現について、基本を押さえていきましょう。
まずは「言う」の敬語です。
「言う」の尊敬語は2通りあります。
「言われる」と「おっしゃる」です。
どちらも目上の人が「言う」という行為に敬意を表す尊敬語ですが、
敬意の度合いは
「おっしゃる」>「言われる」。
「おっしゃる」の方が「言われる」より敬意を込めた表現になります。
例)部長が「○○」とおっしゃっていました。
先方がA案に決定と言われました。
「何かあれば、遠慮なくおっしゃってください」と表現しますが
「遠慮なく言われてください」というのは、間違った表現です。
▼ 謙譲語であり、丁寧語でもある「申す」
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では、「言う」の謙譲語は?
「申しあげる」「申す」ですね。
例)○○の件でご配慮いただき、お礼を申しあげます。
父が「○○」と申しておりました。
「申す」は、「言う」の丁寧語(言います)としても使います。
例)「善は急げ」と申します。
謙譲語「申す」と混同しないように気をつけましょう
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