今週は、「ら」抜き言葉にについて取りあげます。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    <「ら」抜き言葉に注意(2)
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                          違いを知ろう

 「会場で弁当は食べれません」
 「緊張のあまり、寝れませんでした」
 「非常口からは出れません」

 これらは、すべて「ら」抜き言葉を使った一文です。

 ですが、この「ら」のない一文を読んで
 特に違和感を覚えない人もいれば
 「なんか変」と感じる人もいます。

 気になる人は、すごく気になる。
 気にならない人は、全く気にも留めない。
 というのが「ら」抜き言葉に対する反応と言ってよいでしょう。

 上記の例文は

 「会場で弁当は食べれません」    →「食べられません」
 「緊張のあまり、寝れませんでした」 →「寝られませんでした」
 「非常口からは出れません」     →「出られません」

 と「ら」を使うのが正しい表現です
 

 ▼ 「ら」なしの言葉と「ら」ありの言葉の違い
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ここで
 「ら」抜き言葉は文法的に誤っているから、
 書き言葉に使うのは不適切である!
 と全面否定するつもりはありません。

 会話で使い、耳から「音」で覚えてしまうと
 つい書き言葉にも「ら」抜き言葉を反映してしまうのは
 自然なことだと思うからです。

 でも、それをそのまま受け入れるのではなく

 「ら」なしで使ってよい言葉と
 「ら」を入れて使う方がよい言葉があること。
 その違いを知っておこう

 というのが、私が今回「ら」抜き言葉をテーマに取り上げた
 理由です。

 ほかにも
 「着れる」 → 「着られる」
 「見れる」 → 「見られる」

 ですが
 「読める」は「ら」抜きでOK。
 「乗れる」「愛せる」も同様です。

 さて、この違いはどこにあるのでしょうか?
 「ら」抜き言葉の見分け方を次回、ご紹介します。

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