今週は、メールアドレスやアドレス帳の扱いについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < メールアドレス考(3)
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                         アドレス帳の整理                     
 今週はメールアドレスとアドレス帳について
 見直していきたいと思います。

 メールソフトの「アドレス帳」を今一度、見直してみましょう。
 登録済みのアドレスが
 これまで書いてきたように
 ローマ字表記になっていないか。

 名前や社名を見て、すぐにその人と分かる
 登録になっているか。

 メールソフトの「アドレス帳」の精度が高ければ
 それだけ、送信ミスを防ぐことにつながります。

 相手の「差出人名」がローマ字表記になっている場合は
 ひと目でどこの誰か分かる表記に修正を。

 さらに、会社や団体ごとに
 「グループ分け」するようにすると
 同じ名前の人が「アドレス帳」に登録されていても
 間違う可能性が低くなります。

 少し古い情報ですが
 Outlook Express「アドレス帳」を
 「グループ化」する方法が下記にありますので
 参考にしてください。

 ▼一斉送信したい複数のアドレスを「グループ化」する
 

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 【しごび】 の お す す め
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 自分を過信することってあります。
 記憶力が冴えてるうちはいいのですが
 落とし穴は意外と身近なところにある
 という話。

 ある意味、コワイ!

 第35号   スケジュール管理 
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今週は、メールアドレスやアドレス帳の扱いについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < メールアドレス考(2)
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                        自動補完機能に注意  
                  
 今週はメールアドレスとアドレス帳について
 見直していきたいと思います。

 昨日は、自分のメールソフトで
 「差出人」の設定がローマ字書きになっていないか
 確認してみましょう、と書きました。

 「差出人名」がローマ字表記になっていると
 それを受信した側がメールを送信する際に、心配なことがあります。

 それは、メールソフトの
 「オートコンプリート機能」
 です。

 自動補完機能とも言いますが
 例えば、アドレスを入力する際に
 「f」と打てば、これまで送受信した「f」で始まるアドレスが
 自動的に候補として出てくる機能です。

 ローマ字の差出人名が
 「Fujii「Fukuda」「Fukui」など
 「f」で始まる名前がどっと出てくるので

 じっくり確認する余裕がないときは
 アドレスを間違えて送信してしまいかねません。

 オートコンプリート機能は
 うろ覚えのメールアドレスから必要なアドレスを探し出す際に
 便利である一方

 上記のような、アドレスの選択ミスを引き起こす
 危険もはらんでいます。

 メールの誤送信を事前に防ぐために
 メールソフトのオートコンプリート機能を解除しておくのも
 ひとつの方法。

 ですが、その前に
 「差出人名」を漢字や仮名表記にしておくことも
 必要でしょう。

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 【しごび】 の お す す め
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今週は、メールアドレスやアドレス帳の扱いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法        < メールアドレス考
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差出人の設定

今週はメールアドレスとアドレス帳について
見直していきたいと思います。

あなたが使っているメールソフトでは
「差出人」の設定はどのようになっていますか?

会社の個人アドレスにも意外と多く見られるのが
ローマ字書きの名前。

私の名前を例にすると
「ayumi kamigaki」とか「Ayumi_Kamiagki」「kamigaki」
という表記です。

「別にローマ字書きでも
その人と分かればいいんじゃないの?」
という声が聞こえてきそうですが

このローマ字表記の「差出人名」が
送信した先のアドレス帳にそのまま登録されてしまうと
誤送信につながりやすいです。

ローマ字表記だと
似たような名前の人がアドレス帳に登録されている場合
区別がつきにくいからです。

差出人名が「tanaka」になっていると
アドレス帳に「tanaka@abc.co.jp」と「tanaka@xyz.jp」
のように別々のタナカさんが登録されていた場合
混同してしまう可能性があります。

▼ 「どこの、だれ」か分かる差出人名に
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こうした間違いを避けるためにも
少なくとも仕事で使うメールアドレスについては

メールソフトの「差出人」名を
日本語表記にすることをお勧めします。

「山田花子」とフルネームで表記するほかに
「山田花子(Hanako Yamada)とローマ字表記を併記したり

「山田花子 ABC商事」
「山田花子(ABC商事)」
「山田花子@ABC商事」

のように名前と社名を併記したりすると
「どこの、だれ」からのメールかが分かりやすくなります。

フリーメールや携帯メールはこの限りではありませんが
仕事で使うオフィシャルなメールに関しては
一度、メールソフトの「差出人」設定を確認してみましょう。

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今週は、気になる敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < ヘンな敬語(5)
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「苦言を呈させていただく」

今週は、気になる敬語の使い方について、例を挙げて紹介してきました。

「先方の管理体制について、○○と苦言を呈させていただきました」

上記は、客先の管理体制のまずさを指摘したことを
上司に報告するという状況での一文です。

「苦言」とは、文字通り、苦い言葉。
相手にとっては、あまりいい気はしないだろうと思われる
内容のアドバイスや注意などを指します。

相手のためを思って、言いにくいことを敢えて口にする行動が
「苦言を呈する」です。

この表現は、会話よりも書き言葉に使われることが多く
当事者としてよりも、第三者として
「○○について苦言を呈することも、時には必要です」
といった使い方をします。

冒頭の文例は、上司に報告するにあたり
客先に「苦言を呈した」と表現しているのですが
もっと適した言い回しがあります。

「諌言(かんげん)する」です。

「諌言」の諌は「いさめる」という意味で
主に目上の人に対して、その過ちや悪い点を指摘し、
改めるように忠告することを指します。

この場合、「苦言を呈する」よりも
「諌言する」を使うほうが適切と考えます。
したがって、上記の例文は

「先方の管理体制について、○○ということを諌言いたしました」

と、書き換えることができます。

その他の使い方としては、このような用法もあります。

「会長は、わたくし共の諌言に耳を貸してくださいません」

自分が目上の相手に「苦言を呈する」ような状況にあるとき
「諌言する」「諌める」という言葉を使ってみてください。

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今週は、気になる敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法         < ヘンな敬語(4)
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「ご覧になられてみてください」

今週は、気になる敬語の使い方について、例を挙げて紹介しています。

「モデルルームが完成したので、
一度、ご覧になられてみてください

この文例で問題なのは
「ご覧になられてみてください」の部分です。

上記の文を分解すると…
「ご覧になる」+「~れる」+「~してみてください」
という3つの要素を組み合わせた表現になっています。

まず
「ご覧になられる」は
「ご~になる」と「~れる」という尊敬語が
二重に使われています。

この場合、「~れる」は不要で
「ご覧になる」
が適切な表現です。

相手を促す言い回しである
文末の「~してみてください」を残して
「ご覧になってみてください」
としてもいいのですが

「ご覧になってください」
と簡潔に締めくくるとすっきりします。

したがって上記の例文は、次のようになります。

「モデルルームが完成したので、
一度、ご覧になって(みて)ください

「ご覧になられる ⇒ ご覧になる」
のほかにも、下記のような二重敬語に気をつけましょう。

おっしゃられる  ⇒ おっしゃる
お聞きになられる ⇒ お聞きになる
ご利用になられる ⇒ ご利用になる

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今週は、気になる敬語の使い方についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < ヘンな敬語(3)
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                         「興味のあられる」

今週は、気になる敬語の使い方について、例を挙げて紹介しています。

「ご興味のあられる方は、ぜひ前売りチケットをご購入ください」

「あられる」は、「ある」「いる」の尊敬語で
「いらっしゃる」より少し改まった言い方。

「娘が2人いる」という場合、「お嬢さんが2人あられる」

「研究者である」という場合は、「研究者であられる」

という使い方をします。

意味合いとしては、その人の「存在」「状態」を示す
「ある」「いる」です。

一方、冒頭に挙げた「ご興味のあられる方」という表現は
元の意味は「興味のある人」です。
ここでは、興味を「持つ」という意味の「ある」です。

ですから、ここでは
「興味のあられる方」という言い回しよりも

「ある」の尊敬語「おありになる」を使って
「興味がおありになる方は」
とする方が適切と考えます。

「興味がおありになる方は、ぜひ前売りチケットをご購入ください」

あるいは、

「興味をお持ちの方は、ぜひ前売りチケットをご購入ください」

という言い回しも考えられます。

「興味」に続く「お持ち」「おあり」が敬語表現なので
「興味」の前の「ご」は省きました。

 
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