今週は、相手に対して失礼になる表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 失礼な表現(5)>
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「お力になってください」
今週は、相手に失礼にならないよう
気をつけて使いたい言い回しについて
取りあげてきました。
上司や先輩の助けを借りたい、というとき
なんと書けばよいでしょう。
「部長、今回の件、私のお力になっていただけませんか」
ここで使っている「お力になっていただけませんか」
あるいは「お力になってください」は
目上の相手に対する丁寧な表現に見えますが
実はNG。
この場合、「力添え」という言葉を使います。
「力添え」とは、相手に力を貸す、援助すること。
「部長、今回の件でお力添えをいただけますでしょうか」
「部長、どうかお力添え願えませんでしょうか」
と書きかえることができます。
「力になる」を使う場合は
相手に「力になってもらう」ことを頼むのではなく
相手のために自分が力を貸す、支援するときに使うのが適切です。
「私のような者でも力になれるのであれば、遠慮なくお知らせください」
「○○関係のことなら、力になりますよ」
「力になる」のほかに「力を貸す」という言い回しもあります。
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