今週は、公用文に見る漢字表記についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 漢字の使用(4)
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                           仮名で書く語句

今週は「公用文における漢字使用」
新聞表記の漢字使用の基準との違いついて
取り上げたいと思います。

次に挙げる語句は、例文のような使い方をするときは
原則、仮名で表記します。

ある  → その点に問題がある
いる  → ここに関係者がいる
こと  → 許可しないことがある。
できる → だれでも利用ができる
とおり → 次のとおりである。
とき  → 事故のときは連絡する。
ところ → 現在のところ差し支えない。
とも  → 説明するとともに意見を聞く。
ない  → 欠点がない
なる  → 合計すると1万円になる
ほか  → そのほか…、特別の場合を除くほか
もの  → 正しいものと認める。
ゆえ  → 一部の反対のゆえにはかどらない。
わけ  → 賛成するわけにはいかない。

新聞表記では
「居る」「故」を漢字で表記する以外は
公用文と同様に仮名表記で統一されています。

パソコン入力で、よく漢字になっているのが
「事」
「出来る」
「所」
「他」
「物」
です。間違いではないのですが
文中に頻出する語句なので、意識して
仮名表記にする方が文が読みやすくなります。

 
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