今週は、似た言い回しの慣用句について取り上げます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法           < 間違いやすい慣用句(4)
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                         惜しまず/惜しんで

今週は、混同して使ってしまいそうになる
似た言い回しの慣用句について取り上げています。

次の言い回し、どちらが正しいでしょうか?

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1)寸暇を惜しまず勉強した。
2)寸暇を惜しんで勉強した。
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「寸暇」は「惜しまない」もの? 「惜しむ」もの?

答えは、2)「寸暇を惜しんで」です。

「寸暇」とは、ほんの少しのあき時間を指すので
わずかな時間ももったいなく思い、没頭する様子を
「寸暇を惜しむ」「寸暇を惜しんで」
と表現します。

「寸暇を惜しまず」だと、「惜しまない」わけですから
わずかな時間も気にせず、関係なく常に
という意味になります。

「骨身を惜しまず」という慣用句は
苦労をいとわないという意味で使われますが
「骨身」と「寸暇」を混同しないようにしましょう。

 
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