今週は、実は思っていた意味と違う言葉についてです。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < おっと勘違い
◆─────────────────────────────────◆
                             「爆笑」

 メールやSNSでよく見かける表現に
 (爆)
 があります。

 (爆)は爆笑することを指す
 ネット特有の表現。

 会話では「ウケル~!」「オモシロ過ぎ~」などと言いますが
 書くと「爆笑」となります。

 「爆笑」とは、ウケルこと
 つまり、1人で大笑いしてしまうこと
 と捉えていませんか?

 「爆笑」の本来の意味は
 大勢の人が一斉に笑うこと。

 したがって
 「1人で爆笑」
 という言い方は「爆笑」の意味からすると
 間違いになります。

 今週はこのように
 本来の意味とは異なる意味で使っている言葉を
 取り上げていきたいと思います。

 「爆笑」については、最近では
 1人または数人が大声でわっと笑うことの意で
 が用いられつつあります。

 おそらくネット上で
 そうした意味で使われ、捉えられるようになって
 きたことも影響しているのかもしれません。
 
 たまに読者からの質問で
 (笑)や(爆)は
 ビジネスメールに使ってもいいものでしょうか? 
 という質問を受けます。

 仕事のやりとりには
 使わない
 というのが私の答えです。

 親しい人との会話に近いやり取りには
 (爆)や(笑)を使うと
 感情が伝わったり、ストレートな表現を緩和させたり
 する効果がありますが

 仕事のやりとりに、こうした
 カジュアルな記号や絵文字を使ってしまうと
 メール全体の印象まで軽々しくなってしまうからです。

 私信か、仕事のメールかで
 言葉や表現を使い分ける方がよいと考えています。

記事全文を読む