今週は、実は思っていた意味と違う言葉についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < おっと勘違い(4)
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「姑息」

今週は、本来の意味とは異なる意味で使っている言葉を
取り上げています。

「彼がそこまで姑息な人物とは思わなかった」

という一文。

「姑息」=卑怯な、ずるい、正々堂々としていない
という意味に捉えやすいですが

正しくは
「その場しのぎ、一時の間に合わせ」
という意味で使います。

「姑息」の「姑」はしばらく、「息」は休む
という意味があり、

孔子の門人、曽子の言葉
「君子の人を愛するは徳を以てし、
細人の人を愛するは姑息を以てす」
に由来します。

「君子たる者は大義を損なわないように人を愛するが
度量の狭い者は“その場をしのぐだけのやり方”で人を愛する
という意味合いの言葉で、ここに使われている
「姑息」が転じ

「根本的に解決するのではなく、一時の間に合わせにすること」
として使われています。

したがって、
「そのような姑息なやり方では解決にならない」
といった使い方をします。

古い習慣を改善せずに、だましだまし物事を行うさまを指す
「因循姑息(いんじゅんこそく)」という四字熟語もあります。

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