今週は、読者の方からの質問にお答えします
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法    < 読者からの質問(5)
◆─────────────────────────────────◆
CCの際の書き出し

<読者からの質問>————————————————

仕事の内容により、お客様へ送信するメールを
CCにて上司や仕入先にも発信することがあります。

その複数の方へメールを送信する際の、
宛先の書き方や 最初の挨拶の言葉や書き出しを
いつも考えてしまいます。
メインは 送信する相手なのは分かるのですが、
CCの方をメインの送信相手宛先の下に
(CC:~)という形で記入していますが、よいのでしょうか?
(読者 30代男性読者さん)
——————————————————————

何のために、誰に同報しているかを
メールの冒頭に書いておくとよいと思います。
例えば……

▼社内の上司にCCする場合
————————————
ABC商事 佐藤様

お世話になっております。神垣です。

情報共有のため弊社の田中にも
本メールを同報しております。
————————————

▼仕入れ先にCCする場合
————————————
ABC商事 佐藤様

お世話になっております。神垣です。

表題の件について、B社木村さんへも
お知らせしたいので同報します。
————————————

このように、本題に入る前に
誰に、何のために同報(CC)するかを
ひと言入れておくと
送信された相手も、CCされた人も
「なぜ、このメールがCCされているのか」
を知ることができます。

メールのCC欄の名前を見れば
この人たちと内容を共有するのだな
ということは分かるのですが

社外の相手へは、こうしたひと言を添えておくと
好ましいと思います。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

記事全文を読む

今週は、読者の方からの質問にお答えします
◆─────────────────────────────────◆
  仕 事 の メ ー ル 作 法                                  < 読者からの質問(4)
◆─────────────────────────────────◆
                            誤送信の連絡

VOL.2011< メールの失敗談(2)>で取り上げた 「送信間違い」についての質問です。

<読者からの質問>————————————————

質問は……
間違いを受け取った側からどのようにお知らせすれば、
できるだけ先方を傷つけず、しなやかにお伝えすることができるのか、
です。

直球も直球過ぎないのも……と戸惑っているうちに、
誤送信を受け取った誰かが指摘して
ことが流れていくことが多く、
いつもどうしたものかと考えることがございます。
(読者 Y.Fさん)
——————————————————————

相手が気を悪くしないように指摘するのは
なかなか難しいものですよね。

相手の立場や性格によるところもあります。

直球で指摘しても、素直に受け入れてくれる相手と
そうでない相手がいるので、気を遣います。

誤送信を相手に伝える際
「これは間違いではないですか?」
「送信先をお間違えではないですか?」
のように、問いかける形で知らせる方法があります。

「これは間違いです」
「誤送信されています」
とストレートに書くより、伝わり方が婉曲になります。

 
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

未だに、結構評判いいです♪

————————————————————–
★iPhone/iPad向けアプリ【 ビジネスメール文例辞典 】発売中!★
————————————————————–

『さらりと返せる、大人のメール表現334』 
に収録された334個の推奨文例・フレーズ全てがコピー可能に!

・文例をアレンジして保存できる

・よく使用する文章も登録できる

メールを書く手間を軽減できる便利なアプリケーションです。

記事全文を読む

今週は、読者の方からの質問にお答えします。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(3)
◆─────────────────────────────────◆
お召し上がりください

VOL.2005< より丁寧な敬語表現 >で取り上げた 「召し上がってください」についての質問です。

<読者からの質問>————————————————

さて今回、疑問に思うところが1点ありましたので
お尋ねします。

「昼食を用意しましたので、会場で召し上がってください」
の文章。

○ 召し上がってください。
× お召し上がりになってください。
は よくわかります。

では、「お召し上がりください」 は
○でよろしいでしょうか?

「召し上がってください」よりも
丁寧な印象を受けるのですが、
いかがでしょうか?
(読者 N.Nさん)
——————————————————————

「食べる」の尊敬語は「召し上がる」なので
「食べてください」の尊敬語は「召し上がってください」
です。

質問にある
「お召し上がりください」
は尊敬語「召し上がる」に、さらに「お」が付くことで
二重敬語とみなされますが

習慣として定着している二重敬語として
許容されるものの一つのようです。

ですから、使用するのは
差し支えないと考えます。

このように
用法としては二重敬語であるけれど
多く使われることにより一般化していく表現がいくつかありますが

当メルマガで再三指摘している
「~させていただく」の誤用とか
「~してあげる」といった表現も
多く使われるようになることで
いずれは、定着していくものなのかもしれません。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

記事全文を読む

今週は、読者の方からの質問にお答えします
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(2)
◆─────────────────────────────────◆
                            署名に役職

<読者からの質問>————————————————

署名に代表取締役や取締役など役職を入れたほうがよいのか、
また、マナー上どうなのかが気になり、メールしました。
(送信者の考え方なのかもしれませんが…)

役員本人からではないのですが、
代表取締役や取締役については署名に入れたほうがよいのではないか
という意見がありました。

他社から受信するメールにも役職を書かれている方は、
めったに見ることはありません。

私自身も管理職や役員のメールを代理で送信することがありますが、
今まで入れたことがなかったため、疑問に思い質問しました。

現在、社内では下記のような署名を使用しています。
+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+
〇〇〇株式会社
〒(郵便番号)
住所
送信者名
電話番号/ファックス番号
e-mail
HP
+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+

(読者 H.Kさん)
——————————————————————

この質問をいただいて
企業の代表取締役や取締役の役職にあたるかたの
署名をいくつか確認してみましたが
署名に役職を入れているケースはありませんでした。

名刺には役職を入れて、自分の立場を明らかにしますが
メールの場合は
送信する相手の宛名に役職を入れることはあっても
署名に自分の役職を入れることはほとんどないと言えそうです。

ビジネスメールのやり取りの場合
すでに名刺交換を済ませていたり、紹介があったり…と
事前に相手の立場が分かっている状況が
前提にあると考えられます。

そうした「前段階」のやりとりがなく
相手に自分の役職を知らせる必要がある場合には
署名に役職を入れることがあるかもしれませんが
一般的に、署名に役職名はなくてよいのではないでしょうか。

H.Kさんの社内で使用している署名には
基本的な必要事項がすべて盛り込まれているので
問題ないと思います。

 
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

ご参加、受付中!

☆————————————————–☆
第10回 【しごび トーク・カフェ】
————————————–
タグチ!ワークス (Web500)
田口 相さん
☆————————————————–☆

日 時  2013年9月14日(土) 14:30~16:30

会 場  名鉄イン名古屋錦

参加費  メールマガジン読者 2000円
     一般 3000円
★ 飲み物とおいしいお菓子 付

定 員  10名(定員になり次第、締め切ります)

☆————————————————–☆

7冊目の著書「仕事で差がつく言葉の選び方」刊行。
ビジネスに使える大和言葉を紹介しています。

「まぐまぐ大賞 2017」ジャンル別賞の知識・ノウハウ部門で5位に入賞しました!

2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」が文庫化

iPhone/iPad向けアプリ【 ビジネスメール文例辞典 】

THEプロフェッショナル広島

取材、ライティング、編集のお問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む

今週は、読者の方からの質問にお答えします
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法               < 読者からの質問
◆─────────────────────────────────◆
                          同報メールの対応

<読者からの質問>————————————————

今日は同報メールの出し方返信の仕方について
お聞きしたくメールいたしました。

部署内で4人に同報メールをするとき
宛名は一人一人4人の名前を書いています。

そのあとに自分からの発信がわかるように
「○○(自分の名前)です」と書いています。
書き出しはこれでよいのでしょうか。

また、返信をつけるときには
全員に返信をつける方と
発信した私にだけ返信される方といらっしゃいます。

このようなときの返信の仕方も教えてください。
(読者 K.Kさん)
——————————————————————

同報メールの書き出しについては
送信者がだれか、すぐにわかる書き方で
まったく問題ありません。

同報メールへの返信についてですが
内容によると思います。

その返信を全員で共有したほうが良い内容であれば
「全員に返信」し

個別に対応したほうがよい内容であれば
「各人に返信」
するのがよいと考えます。

同報メールの場合
1)返信が必要ない内容
2)各人からの返信を要する
3)同報した一部の人からの返信を要する

上記の3パターンが考えられますが、
1)の場合は、返信が不要である旨を
送信する際に一言添えておくとよいかもしれません。

2)と3)の場合は、
送信するメールに返信が必要であることと
返信方法を明記しておくとよいのではないでしょうか。

2)で、全員が返信内容を共有したほうがいい場合は
「上記の件に関して、情報共有のため
全員に返信をお願いします」

3)の場合は
「上記の件に該当する方は、木村まで返信をお願いいたします」

といった書き方です。

事前にこういうことを書いて送信すると
返信がばらつくことがないように思います。

 
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

記事全文を読む

今週は、メールにまつわる失敗談をご紹介
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法    < メールの失敗談(5)
◆─────────────────────────────────◆
番外編

先日開催した
【仕事のメール作法】2000号記念 読者プレゼント応募の際、
読者の皆さんから寄せられた
「メールの失敗談」を今週はご紹介してきました。

「添付ファイル」「送信間違い」「打ち間違い」「一斉送信のミス」
とさまざまな失敗談があったわけですが

いずれも特殊・特別なものではなく
誰もが経験したことがあったり
経験する可能性があったりする
単純なミスです。

急いでいたり、油断しているときに
しでかしてしまう可能性の高いものですので
送信前に確認するといった、基本的なことの積み重ねが
最大の予防策になるということではないでしょうか。

読者の皆さんからyせられた
失敗談の中には、次のような
ラブリーな(?)エピソードもありました。

番外編として、ご紹介しましょう。

・以前、秘密で付き合っていた社内の彼女にメールをしたら
課内全員送信して付き合っている事がばれた。

似たような経験をした方もいるのではないでしょうか?

社内恋愛絡みで、私が一番注目したのが
次のエピソードでした。

——————————————————————–
若いころの笑い話ですが、
5分後に外出しなければいけない焦った状態で
仕事のメールを出したつもりが送信されていませんでした。

 外出したわたしとの連絡が取れない状況で、
どうしてもメールの内容を知りたい相手から職場に連絡が入り、
職場の人間が総出で私の暗号メールのパス解読を行なっていました。

なぜ、人のメールパスにそんなに躍起になっていたのか?
私の鍵のコードが「社内で結婚したい女の子の名前」でした。

案の定、時間はかかったものの解読されてしまい、
職場中に情報がバレバレとなり、当分の間冷やかされましたが、
無事に社内結婚の運びとなりました。


 興味本位でメールの設定はしないほうがいいですね。

——————————————————————–

失敗談とはいえ
なんだか、ちょっといい話ですよね。

確か、映画「007カジノ・ロワイヤル」でも
ボンドが暗証番号を彼女の名前にするシーンがありました。

なんだか、うらやまし~!

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

ファイスブックのイベントページが
できました!

☆————————————————–☆
第10回 【しごび トーク・カフェ】
————————————–
タグチ!ワークス (Web500)
田口 相さん
☆————————————————–☆

日 時  9月14日(土) 14:30~16:30

会 場  名鉄イン名古屋錦

参加費 一般 3000円 ・ 「仕事美人のメール作法」読者 は割引あり!
★ 飲み物とおいしいお菓子 付

定 員  10名(定員になり次第、締め切ります)

☆————————————————————-☆

記事全文を読む