今週は、「すごい」以外の表現についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法        < すごいに代わる褒め言葉(5)>
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                          主観から客観へ

「彼はとにかくすごい人です」

「彼」に対する称賛をこめて、このような表現をするのですが
自分が彼に対して「すごい!」と感じるのは、主観。

細部をはしょってざっくり「すごい」のひと言に集約したに過ぎず
他の人には分かりにくいものです。

「彼はA社でトップセールスを記録した営業マンです」
翻訳力にかけては社内で彼の右に出る者はいません

と「何が」「どのように」すごいのか
客観的にかみくだいて伝えることで
「確かに彼はすごいですね」
と他の人も理解するわけです。

「すごい資格をお持ちですね」
という場合も
「シニア野菜ソムリエの資格をお持ちとは、素晴らしいですね
尊敬します
と称賛の気持ちを伝えると
「すごい」のワンパターンに代わる表現になります。

自分の気持ちを伝える場合、目上の相手には
「部長の教え方はすごいうまいですね」
といった相手を評価するような表現は避け

部長のように人にわかりやすく教えるヒケツは何ですか?
人にわかりやすく教えるには、
どのようなことに気をつけたらよいのですか?

とその方法を尋ねる表現に置き換えます。

文末の定型句「よろしくお願いします」同様
使いやすいからと、安易に何でも「すごい」で片づけず
「何が、どのように」すごいのか
表現の仕方にひと工夫してみましょう。

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