今週は、メールで助言するときのポイントを紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < アドバイスするときの心得(3)>
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相手に「聞く」
今週は
メールでアドバイスや助言をするときの留意点
について取り上げています。
▼アドバイスするときの心得-2
相手の言い分・主張を「聞く」
会話をするときにしてしまいがちなミスが
相手が全部話し終わらないうちに
話に割り込んでしまうパターン。
「あ~、それなら私も知ってます。これこれこうなんですよね」
と会話の主導権を相手から奪って自分が語りだしたり
「そうそう私も経験あります。これこれこうで……」
と相手におかまいなく自分の経験談を語りだしたりとか。
私はコレを取材時にやってしまい
後で「あ~、しまった!」と思うことがあります。
相手に語ってもらってナンボの取材なのに
自分がペラペラと語りだしてしまうのはNG。
メールのやり取りでも
相手の意向や気持ちにお構いなく
自分本位に先へ先へと話を進めてしまうと
相手の悩みや課題を引き出す前に
メールの内容が「自分語り劇場」になってしまい
気持ちいいのは自分だけ、という事態に。
アドバイスと称して
持論や自慢を展開するのではなく
相手が何に悩み、何につまづき、何に行き詰っているのか
しっかり聞き取る(尋ねる)ことが大切です。
「どうすべき」と最初から強く主張する前に
相手が「どのように考え、どのように対処したか」
「どのような目的を持ち、どのように進もうとしているのか」
をきちんと聞いたうえで
不足している点や方向性や示すことが
必要ではないでしょうか。
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