今週は、メールで助言するときのポイントを紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < アドバイスするときの心得(3)
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相手に「寄り添う」

今週は
メールでアドバイスや助言をするときの留意点
について取り上げています。

▼アドバイスするときの心得-3
相手の立場で「考える」

「そんなことも知らないの?」
「あり得ない。これは常識でしょう?」

といった、単に相手を否定・批判する対応は
アドバイスとは言えません。

自分が分かっているのだから、
相手も「知っていて当然」という態度では
相手を委縮させるだけで、相手に響くアドバイスはいつまでたっても
できないでしょう。

「私にも経験があるのですが、こういう場合は
こうしたら、いいと思いますよ」

「自分も同じようなケースで困ったことがあるのですが
そのときは、こういうふうに対処しました」

このように、
自分も似た経験があることを伝え
そのうえで解決策なり、対応を示すようにすると
相手も納得して受け入れることができます。

最も避けたいのは、相手を否定・批判するだけで
終わってしまっているケース。

えてして、こういう場合はアドバイスと称して
アドバイスする側の自己満足になっていることが多いものです。

相手がほしいのは
「批判」ではなく
どのように対処すればいいのかという「方法」
です。

ほんの少し、相手の立場で
気持ちに寄り添うひと言が伝えられるといいですね。

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【しごび】 か ら お 知 ら せ
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