今週は、わかりにくい文章について取り上げます。
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仕 事 Begin の メ ー ル 作 法          < 伝わりにくい書き方
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主観的な表現

メールや文書では
書き手である自分の思いや意図が
読み手である相手にうまく伝わらず
誤解を招いたり、残念な思いをしたりすることがあります。

肯定したのに、否定的に受け取られたり
悪気はないのに、相手を傷つけたり
言葉が足りず、別の解釈をされたり……

と、表現や文章の書き方がまずいと
相手に理解してもらうために
通常の何倍も「伝える労力」を要することになります。

単純なミスの一つに
「先ほどの電話の件ですが・・・」
の「先ほど」のように
伝える側の主観的な表現があります。

自分にとっては「ついさっき」だから
相手にも分かるだろうとメールで送信しても

そのメールを相手が
送信の3時間後に読んだとしたら、
自分にとっての「先ほど」=9時半ごろ
相手にとっての「先ほど」=12時半ごろ
と解釈が異なり、間違いのもとです。

「先ほど、見積もりについてお願いした電話の件ですが
補足事項として・・・」

のように「先ほど」の後に
電話で話した内容を書き添えると
相手にも、メールにある「先ほど」が特定されます。

今週は、このように
「伝わりにくい書き方」の例を挙げ
その対策を紹介していきたいと思います。

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