今週は、感情的にならず冷静に伝える表現方法についてです。
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　仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法　 　　＜ カドを立てない表現法（2）＞
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目的と現状の相違

　例えば、
　退会したい異業種交流会がある
　としましょう。

　主催者に退会の申し出をする際、
　退会の理由を尋ねられることがあります。

　退会する側としては
　・苦手な相手と一緒になることが多い
　・会自体に魅力がない
　・そのわりに、参加費が高い
　など、理由はいろいろ。

　このような場合、本音は
　「嫌いな人とよく一緒になるので…」
　「参加費は高いのに、全然面白くないんで」
　といったところですが、それをそのまま
　主催者に伝えるのも大人げありません。

　主催者が退会の理由を聞くのは
　不満を聞きだし、改善して
　会をもっとよくしたいという気持ちがあるから。

　ならば、
　「嫌いな人がいるから」という
　好き嫌いの感情は、この際、横に置いておき

　「会自体に魅力がない」うえに「参加費が高い」
　という、自分自身が感じた「不満」に焦点を当て
　主催者に伝えます。

　でも、単に「面白くない」「メリットがない」
　という理由では、主催側は改善策の糸口が見つかりません。

　「交流を目的に参加しているのに
　　いつも同じ顔ぶれで、話題や出会いに変化が少ないので」

　「仕事のPRのために参加しているのに
　　結局、内輪の飲み会のようになって、まじめな話ができないので」

　このように、自分が参加している「目的」を挙げ
　それに対して、会の「現状」が目的にそぐわない点を伝えると、
　角が立たず、相手に退会する理由も説明できます。

　「会費が高い」という不満も

　「飲食より人との交流を目的に参加しているので
　　毎回の参加費を負担に感じることが多い」

　と、どんな点を割高と感じているか
　具体的に伝えます。

　感覚的、感情的な理由よりも
　自分の　「目的」と会の「現状」の相違
　を挙げて説明すると、相手も問題点に気づき、納得することができます。

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　【しごび】 の お 知 ら せ
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