今週は、?なメールの敬語事例をもとに解説します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法       < 敬語レッスン
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社名や店名の「さん」

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広島そごうさんにも○○屋 本店さんがあるそうです。
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企業名や店名に美化語の「さん」を付ける風潮があります。
敬意を表す一環ではあるのでしょうが
上記のように「さん」が続くと、いささか滑稽。

「さん」がないからと言って
相手に失礼になるわけではなく

「さん」を付けたからと言って
相手に特別な敬意を示すわけでもありません。

相手が「○○屋」の関係者であれば
「○○屋 本店さん」
という書き方をすることもあるのでしょうが

上記の文例のように
第三者の立場で
社名、店名を挙げるのであれば

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広島そごうにも○○屋 本店があるそうです。
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として差し支えないと考えます。

ここでの「さん」は
「お店」の「お」や
「ごあいさつ」の「ご」のような
使い方をする美化語です。

相手に対して、少し丁寧な表現をする際に使うものなので
冒頭の文例のように多用する必要はありません。

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