今週は、?なメールの敬語事例をもとに解説します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 敬語レッスン(2) >
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「ご許可をいただきたく存じる次第」
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当アカウントからのフォローのご許可をいただきたく存じる次第です。
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上記は、SNSのメッセージにあった一文です。
「許可をもらいたいと思います」を
謙譲語に変換すれば、確かに
「ご許可をいただきたく存じる」
となるのですが……
「もらう」の謙譲語は「いただく」
「思う」の謙譲語は「存じる」
ここまで謙譲語を重ねて
時代劇のセリフのような言い回しにする必要があるのでしょうか。
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当アカウントからのフォローを許可していただけますか?
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もっと簡潔に
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フォローさせていただけますか?
フォローしていいですか?
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という一文で、差し支えないと思うのですが
いかがでしょう?
見知らぬ相手から
「フォローしちゃってもいいですかぁ~」
といったくだけすぎたメッセージが来るのも抵抗がありますが
冒頭のように過剰な敬語のメッセージにも
引いてしまいます。
TPOに合わせた敬語づかいを心がけましょう。
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