今週は、覚えておきたいメールの言い回しについてです。
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仕 事 ‎Begin の メ ー ル 作 法      < ちょっとしたひと言(4)
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                  上司と部下の行き違いを防ぐには?

今週は、相手への気遣いを伝える
気の利いたひと言をご紹介しています。

上司は、その時々の最優先すべきことを考え指示を出しているのに
指示を受ける部下は、「上司の指示はコロコロ変わる」と受けとめている…

こうした上司と部下の思いの違いは
多くの職場で起きているのではないでしょうか。

上司からすると
「最優先事項から片付けてほしいのに、モタモタして一向に進まない!」
とイライラし、

部下からすると
「前はこう言っていたのに、また違うことを言い出した。
一体、どっちなの!」
とむかつく。

こういう状態が続くと
上司も部下もストレスがたまるばかりです。

対処方法としては
指示を受けた仕事を進めていく要所要所で、
上司に確認を入れることです。

「○○の件は、このように進めておりますが
よろしいでしょうか

と、現時点での進捗状況を口頭やメールで報告し
上司に確認します。

そうすれば、上司も
「このまま進めて」とか
「今は別件の方を急ぐから、こちらを進めて」
という判断・指示が出しやすくなります。

指示を受けたまま、確認も取らずに
やみくもに進めていると

時間が思った以上にかかったり
望む結果を出せなかったり
という危険も。

指示を受けた時点で
いつまでに、どのような方法で進めるのか
まずは、上司に「ゴール」までのイメージを伝え

仕事を進めていくポイントポイントで確認する

つまり
進捗を「見える化」することが
必要です。

業務を通じて、こうしたキャッチボールが
上司と部下の間でできていれば

上司は安心して部下に仕事を任せることができ
部下は上司に文句を言われることもない
という好循環ができると思うのですが、いかがでしょうか。

 

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今週は、覚えておきたいメールの言い回しについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < ちょっとしたひと言(3)
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                       確認しておきたい時

 今週は、相手への気遣いを伝える
 気の利いたひと言をご紹介しています。

 相手のメールの内容があいまいで
 AなのかBなのかはっきりしない
 ということがあります。

 このようなとき
 「多分、Aだろう」と勝手に判断したり
 「ま、いっか」と放置すると
 後々、トラブルのもと。

 「よく分からないな」と思った時点で
 すぐに確認することが肝心です。

 相手のメールの用件について

 「先ほどお知らせいただいた件は
  ○○○と理解したのですが、よろしいでしょうか

 と自分の理解が正しいかどうかを
 相手に確認します。

 相手も自分と同じ思い“だろう”、とか
 相手も共通認識の“はず”だから、という
 憶測で物事を進めていくと

 「え!? そんなはずでは……」
 と相手とまるっきり考えや捉え方が違っていたことに
 後で愕然とすることも。

 手遅れになる前に
 気になったことはすぐに確認しておくのが得策です。

 そのようなときは
 「念のためにお尋ねしますが
 と念押しを。

 「念のために」に続く言い回しとしては
 状況に応じ
 「お伺いしますが」「確認したいのですが」
 としてもよいでしょう。

 多分、大丈夫だろうとやり過ごすのではなく
 メールでやりとりを「見える化」して
 記録に残しておくことも必要です。

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 【しごび】 の お す す め
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今週は、覚えておきたいメールの言い回しについてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < ちょっとしたひと言(2)
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                    思い切って頼みごとをする時

今週は、相手への気遣いを伝える
気の利いたひと言をご紹介しています。

つき合いの浅い相手に
思い切って頼みごとをするとき
「お願いがあります」
と切り出すのは、あまりにも唐突。

電話や対面でも
いきなり「お願いがあるのですが」と言われたら
ためらうというより、何か無理難題を押し付けられるのでは?
と警戒心が先に立ちます。

このようなときは
ぶしつけなお願いで恐縮ですが
あるいは
突然のお願いで恐縮ですが
という言い回しを使います。

「礼を欠くことは承知で」という意味合いが含まれる表現なので
いきなり依頼をする前にワンクッション置くとともに
相手の手を煩わせることに恐縮する気持ちを伝えます。

紹介を頼む場合は
ぶしつけなお願いで恐縮ですが
 A社のB部長にお引き合わせいただけないでしょうか」

もめている相手との仲裁を頼む場合は
ぶしつけなお願いで恐縮ですが
 C社とのトラブルをおとりなしいただけないでしょうか」
のように使います。

懇意な相手でも
頼みごとをするときは
相手に時間と労力をかけることへの配慮を忘れずに。

お願い事を聞き入れてもらったときは
その場で感謝の意を伝えるのは当然ですが
良い結果でもそうでなくても
きちんと報告するのもマナーです。

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【しごび】 の お 知 ら せ
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いよいよ来週です!

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今週は、覚えておきたいメールの言い回しについてです。
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仕 事 Beginの メ ー ル 作 法          < ちょっとしたひと言
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                       追加でメールを送る時

通り一遍の言い回しではなく
気の利いたひと言を添えたい。
でも、思いつかない
という声を聞きます。

必要以上に言葉を飾らなくても
ちょっとしたひと言が、
相手への気遣いを伝え、距離を縮めてくれることがあります。

今週は、そんな気の利いたひと言をご紹介していきましょう。

1回で終わらせるつもりでいたメールのやり取り。
でも、後で用件を思い出した。
追加で伝える用件が出てきた。

そんなときは
たびたび恐れ入ります
たびたび失礼いたします
のひと言を冒頭で述べ
用件に入ります。

つい先ほどメールしたのに、またメール送信というとき
「いつもお世話になっております」とか
「お世話になります」
といった定型句を書いたメールだと
「この人、何も考えてないのだな」という印象を与えるので
上記のような別の言い回しを添えることをお勧めします。

メールの定型句は押さえておく必要がありますが
時と場合によっては、別の言い回しを使った方がいいこともあります。

紋切り型の表現で収めず
表現のバリエーションを増やしていくと
いいですね。

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今週は、メール送信時の留意点についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < メールでしてはいけないこと(5)
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                           ひきずらない

 今週は、主に新入社員の方に向けて
 ビジネスメールで「してはいけない」ことについて
 とりあげてきました。

 メールのテクニックやマナーは
 挙げれば際限なくありますが

 新人の方にとって、まず押さえるべき
 大切な仕事の心得は

 ひきずらず、切り替えていくこと
 ではないでしょうか。

 上司や先輩に叱られた
 客先に対して失敗や失態をしでかした
 良かれと思ってしたことが裏目に……

 といったことが
 起こってしまうのが
 新人時代。

 ないに越したことはありませんが
 失敗して身をもって気づくこと、理解できることも
 あるはず。

 叱られたり、注意されたりしたことは
 しっかりと受けとめて
 次に繰り返さない。

 落ち込んだ気持ち
 ふさいだ気分を
 いつまでも持ち続けない、持ち越さない
 ことが重要です。

 「引きずらない」というのは
 ぱっと忘れてしまうことではなく

 気持ちを切り替えて、今、すべきことに
 集中すること。

 いつまでもくよくよ引きずっていると
 前に進むどころか、思考が止まり、生産性が上がらず
 負のスパイラルに陥る危険が高いです。

 切り替えるときに有効なのが
 「申し訳ありません」
 「承知しました」
 「すぐ取りかかります」
 といった返答です。

 さらに、相手の注意や忠告、助言、苦言に対して
 「ありがとうございます」
 と感謝の気持ちを返すことができれば
 なおよいと思います。

 逆に、「でも」「だって」と
 自分の非を認めようとしない返答は
 メールでも口頭でもNGです。

 めげたり、落ち込むことも多いと思いますが
 職場の新人の皆さんには
 前を向いて、ひたむきに頑張ってほしいです。

 そんなあなたの姿を
 見てくれている人が
 きっといるのですから。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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 すでに半分以上、席が埋まっています。
 お申込はお早めに!

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      第18回 【仕事美人 トーク・カフェ】
      ————————————–
      経理のエキスパート 井上 喜久美 さん
 ☆————————————————–☆

  日 時 5月27日(火) 18:30~20:30

  会 場  たのけんレンタルフロア
      
  参加費  一般 ⇒ 3000円  ※ 飲み物とおいしいお菓子 付

      【仕事美人のメール作法】読者 ⇒ 割引あり
   
  定 員 10名(定員になり次第、締め切ります)

 ☆————————————————–☆

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今週は、メール送信時の留意点についてです。
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仕 事 Begin の メ ー ル 作 法    < メールでしてはいけないこと(4)
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                           宛名の間違い

今週は、主に新入社員の方に向けて
ビジネスメールで「してはいけない」ことについて
とりあげています。

宛名が間違っているメールを
送ってしまったこと、
受けたこと
はありませんか?

初めてのコンタクトで
相手の宛名(社名、役職、名前)を間違えるのは
避けなければならないミスです。

でも、もっと注意が必要なケースがあります。

電話で名前を聞いた相手に
メールで連絡を取ろうとして
どんな漢字を書くのか分からない
というようなとき。

最初はやむを得ず
平仮名や片仮名で名前を書いて送ったとしましょう。

例)株式会社○○
カミガキ様

このとき、メール本文で
 「お名前の表記が分からず、カタカナにてお送りする失礼をお許しください
 といったひと言を添えます。

すると、相手から
本来の名前の表記で返信がありました。

例)このたびはお世話になります。
○○の神垣です。

そして、次に自分からメールを送るときは
「神垣様」
と表記して送信するものですが

二度目のメールの宛名も
「カミガキ様」とカタカナ表記のまま
というケースがあります。

このように、
最初の失敗から学ばず
同じことを繰り返すことこそ
最も避けるべき事態なのです。

しかし、この宛名の間違いを正すことなく
返信を続けているケースが実は少なくありません。

上記のように
相手から正しい表記で返信があったにもかかわらず
片仮名や平仮名表記のまま返信してしまったり

「神垣」を「神崎」「上垣」のように
文字を間違えてメール送信し、
相手が正して返信しているのに気づかず
間違った表記のままやり取りを続けていたり、といったケースです。

思いこみの恐さでもあるのですが
宛名のミスは初歩的かつ致命的なミスでもあるので
くれぐれも気をつけましょう。

そして、メール対応に限らず
失敗に対する「学習能力」のない対応・態度も
注意が必要です。

 

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