今週は、同じ意味の表現を重ねて使っている事例を紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < うっかり重複(3)>
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「従来から」
さらっと書いてはみたものの
読み返してみると、同じ意味の表現を
重ねて使っていることがあります。
今週は、こうした
うっかり重複して使っている表現を
取り上げています。
「従来から」「従来まで」
「従来から」「従来まで」と覚えこんでいて
疑問に思うことなく、そのまま使っていますが
「従来」には、以前から今まで、という意味があります。
ですから、「従来」の後に「から」や「まで」を付けると
意味が重なるため、本来は「従来」だけで差し支えありません。
従来からのやり方 → 従来のやり方
→ 以前からのやり方
従来まで見られなかった傾向 → 従来見られなかった傾向
→ 今まで見られなかった傾向
同様に「古来」や「旧来」にも
後に「から」や「まで」は不要です。
古来から難所とされた場所 → 古来、難所とされた場所
旧来からの友人 → 旧来の友人
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