今週は、あいまいな表現を具体的に書く練習です。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法  < あいまいな表現
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                        日時や数量は数値で

 「明日は早めに伺います」

 という一文の「早め」。
 明日ということは分かっても
 「早め」の解釈は人によって異なります。

 9時と思う人もいれば、10時と思う人も。
 早めの午前かと思えば、相手は早めの午後と思っていた
 なんてことも。

 「朝いち」とか「午後いち」も同様で
 「朝一番で」が8時のことか、9時のことか
 「昼一番」が13時なのか、12時半なのか
 は人によって捉え方がまちまちです。

 こうした、あいまいな表現は
 自分の都合よく解釈してしまうため
 行き違いやトラブルを招きかねません。

 「明日は10時に伺います」
 「午前9時30分に到着します」
 「午後1時までにお願いします」

 といった具合に「何時」かを数値で伝えると
 間違いがありません。

 「今週中」という表現も
 金曜までなのか、土曜までなのか
 時間は23時までなのか
 とはっきりしません。

 「8月8日(金)の17時まで」
 とすれば、期限がはっきり伝わります。

 日時や時間以外にも
 数量や金額も数値で示すと
 相手に正確に伝わります。

 数値で表すというのが
 具体的に伝達するときの基本ですが
 
 今週は、言い回しでも
 あいまいで誤解を招く恐れのある表現を取り上げて
 紹介していきます。

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