今週は、読み方によって意味が異なる漢字についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法            < 言葉の雑学(5)
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                  「うわて」「かみて」「じょうず」

今週は、同じ漢字でも読みが異なる言葉を
取り上げてきました。

「上手」と書いて
「うわて」「かみて」「じょうず」
と3通りの読みと意味があります。

「うわて」は、他よりも優れていること、他より優れた人のこと。
「実務では佐藤さんの方が上手です」「彼の上手をいく腕前」
のように使います。

「かみて」と読むときは、上の方の位置や部分という意味で使います。
舞台に向かって右手のことを「舞台の上手」、
川の上流を「川の上手」と言います。

「じょうず」と読む場合は、
ものごとに優れていること、うまいことを指します。
「字を書くのが上手」「聞き上手」「時間の使い方が上手な人」
という使い方をします。

新聞表記では
「うわて」「かみて」「じょうず」
いずれを使う場合も特に区別はなく
「上手」の字を使うようになっています。

意味の違いは、文脈から判断するしかなさそうです。

文字をパソコンに入力する際
「読み」の違いをさほど意識することはありません。

ただ、同じ漢字でも
読みによる意味の違いを知っていないと
勘違いしたまま、深く考えずに使い続けてしまう恐れがあります。

このたびは、表記の仕方については
新聞表記を参考にしましたが

自分で文字を入力する際
「これは、相手が間違いそうだな」
と感じたときは、敢えて平仮名表記にする配慮があれば
誤解や勘違いを防ぐことができます。

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