今週は、ビジネスメールに取り入れられる大和言葉をご紹介
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < メールに使える大和言葉(4)
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                         注意・指摘するとき

今週は、クイズ形式で
ビジネスメールに使える大和言葉を紹介しています。

角が立たないように相手のことを注意したり、指摘するときの
大和言葉をピックアップしました。

下記の設問の□や◇に入る言葉は何でしょうか。
(□は漢字、◇は平仮名が入ります)

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第10問 社員として◇◇◇◇◇行為
(社員としてあってはならない行為)

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第11問 □◇◇◇を立てるほどのことではない
とがめるようなことではない)

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第12問 このままでは□◇明かない
(このままでは決着が付かない)

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第10問の答えは
あるまじき

そのようにしてはならない、あるべきではないことを
「あるまじき」と言います。
その立場や役職にふさわしくない言動をする人に対して注意をするとき
「リーダーとしてあるまじき発言ではないでしょうか」
「経営者としてあるまじき対応でがっかりしました」
のように使います。

第11問の答えは
目くじら

「目くじら」とは、目尻のこと。目尻を釣り上げて人の粗さがしをしたり、
とがめたりすることを「目くじらを立てる」と言います。
些細なことで騒ぎ立てる人をさとすとき
「そのくらいのことで目くじらを立てなくても」とか
「目くじらを立てるほどのことではないでしょう」のように使います。

第12問の答えは
埒(らち)が

いつまでたっても物事がはかどらない、なかなか決着がつかないことを
「埒が明かない」と言います。
「埒」とは、馬場の周囲に巡らした柵を意味し、物事の限界にたとえられ
ます。遅々として進まない事柄に対して
「メールのやり取りだけでは埒が明きません」
「このままでは埒が明かないので、現場で確かめましょう」のような
使い方をします。

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【しごび】 か ら お 知 ら せ
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【仕事美人 トーク・カフェ】VOL.26
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