今週は、ビジネスメールに取り入れられる大和言葉をご紹介
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 仕 事 の メ ー ル 作 法     < 続・メールに使える大和言葉(2)
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                            目が付く言葉

今週は、ビジネスメールに使える大和言葉を
クイズ形式でご紹介する第二弾です。

▼第一弾はこちら

下記の設問の□や◇に入る言葉は何か、考えてみましょう。
(□は漢字、◇は平仮名が入ります)

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第4問 やっと完成の◇◇が立ちました。
(やっと完成の見通しが立ちました)

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第5問 励ましのお言葉に□□が熱くなりました。
(励ましの言葉に思わず涙がこぼれそうになりました)

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第6問 素人とは□◇◇◇◇◇◇が違いますね。
(素人とは注目するところが違う)

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第4問の答えは
めど

目指すところ、見込み、見当を
「目途」または「目処」と書いて
「めど」と言います。

「めどが立つ」、「めどをつける」とは
物事が達成するまでの見通しを付けること。
逆に見通しが付かないことを
「めどが立たない」
と言います。
新聞表記では平仮名表記で統一されています。

第5問の答えは
目頭(めがしら)

目の、鼻に近い方の端を「目頭」と呼び
感動のあまり、今にも泣きそうになることを
「目頭が熱くなる」
と言います。

「うるうるする」と同じニュアンスの言葉ですが
ビジネスメールで使うなら「目頭が熱くなる」の方が
好ましいですね。

第6問の答えは
目のつけどころ

着眼点、注目すべきところのことを
「目のつけどころ」
と言います。

着眼点が良いこと、発想の面白さを褒めるときに
「目のつけどころが違う」
のように用います。

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