今週は、丁寧語の接頭語である「お」「ご」の使い方について。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 「お」と「ご」 >
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外来語には不要
敬語には尊敬語、謙譲語のほかに
丁寧語があります。
「お」「ご」「御」などの接頭語を付けて
相手への敬意を表すのが丁寧語。
今回は、
丁寧語の接頭語「お」「ご」の使い方について
取り上げます。
接頭語「お」「ご」は
原則として、外来語には付けません。
おビール
おソース
おトイレ
といった使い方はNG。
× おビールを用意しております。
○ ビールをご用意しております。
× おソースの作り方
○ ソースの作り方
× おトイレはどこですか?
○ お手洗いはどちらですか?
ほかに「おコーヒー」「おマンション」などにも
「お」は付けずに使います。
最近、見かけた言葉に
「おダウンロードなさってください」
があります。
「ダウンロードしてください」を丁寧に表現した結果
「おダウンロードなさってください」
という言い回しになったのでしょうが
「ダウンロード」は接頭語を付ける必要のない言葉で、
「ダウンロードしてください」
として、相手に失礼にはなりません。