今週は、特定の場面で使うのを避けたい言葉についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法              < 忌み言葉に注意(2)>
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                        結婚祝いの忌み言葉

 今週は、お祝いや悲しみの場面で使うのを避けたい「忌み言葉」と
 その言い換えを紹介しています。

 結婚のお祝いを言葉で伝える際は
 「切れる」「別れる」といった
 “別れ”を連想させる言葉や

 「重ね重ね」のように
 繰り返すことを意味する「重ね言葉」
 を使うのは控えましょう。

 ▼別離を連想させる言葉
 切る、別れる、帰る、去る、戻る、離れる、終わる、壊れる、破れる など

 ▼繰り返しを連想させる言葉
 重ね重ね、重々、返す返す、再び、再度、くれぐれも など

 不吉な予感を与える忌み言葉は、
 できるだけ縁起の良い言葉や肯定的な表現に置き換えて使えば、
 差し支えありません。例えば……

  × これから、夫婦として新生活のスタートを切るわけですが
  ↓
  ○ これから、夫婦としての新生活が始まりますが
    あるいは「スターラインに立つ」


  × 料理が冷めないうちに召しあがってください。
  ↓
  ○ 料理が温かいうちに召しあがってください。


  × 終わりにひと言申しあげます。
  ↓
  ○ 結びにひと言申しあげます。


 気づかず使ってしまいがちな
 重ね言葉も次のように書き換えてみましょう。

  × 新郎の活躍は重々存じていますが
  ↓
  ○ 新郎の活躍は十分存じていますが
    あるいは「よく」


  × くれぐれもお幸せに。
  ↓
  ○ いつまでもお幸せに。
    あるいは「末永く」



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 【しごび】 の お す す め
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 昨日も地元、中国新聞で特集記事が……

 根強いブームです、大和言葉。

 神垣が編集に携わった
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