今週は、メールで混同しやすい同音異義語についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < 打ち間違いやすい言葉(2)>
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                            「いがい」

 今週は、メールで打ち間違いをしやすい
 同じ読みで、表記が異なる言葉を取り上げています。


 「いがい」には「以外」と「意外」があります。

 ・以外は、ある範囲の外側、それを除く他の物事 
   例)関係者以外、自分の職務以外、それ以外の方法

 ・意外は、自分で予想したり、考えていたりした範囲ではないこと
   例)意外性、意外な結果、意外に強硬

 以外は、「○○のほか」という意味合いがあり、
 「山田さん以外の人には頼めません」
 「広島以外の地域」
 のように用います。

 意外は、「思いのほか」と言い換えることができ
 「広島は思いのほか(=意外に)暑いですね」
 「思いのほか(=意外に)難しい問題」
 のように用います。

 意外も、思いのほかも
 結果が予想した程度よりも良い場合でも悪い場合でも
 使います。

 この以外と意外は入力間違いをしたまま使うことの多い言葉で、
 メールでもよく見かけます。

 「私以外は先に会場入りしています」と書くところを
 「私意外」としたり、

 「意外に早く結論が出ました」と書くところを
 「以外に早く」としてしまうことが

 “意外”にあります。
 混同しないように気をつけましょう。



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【しごび】 の お す す め
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