今週は、社内外の伝達以外のメールの活用法についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < メールの活用(3)
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                           備忘録として

自分宛てのメールについて、
読者のかたから活用法の投稿が続いてます。

昨日、紹介した「自分宛ての日報」としての活用に続き、
今日は「備忘録」としての活用法をご紹介します。

<読者のメール活用法>——————————————–

メルマガで紹介された「本日の作業実績の記録」のような
立派なものではありませんが、
以前から自分宛てにメールを送っています。
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・携帯から自宅のPCへ
・携帯から会社のPCへ
・自宅のPCから会社のPCへ
・会社のPCから自宅のPCへ
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仕事が内勤のため、携帯電話はあまり使いません。

会社でも自宅でも自分用のPCがあるので、
思いついたときにメールを送ります。
自宅のPCへ送るのは、一日一回は必ずPCを立ち上げるから。

仕事中に、家でしなくてはならないことを思いついたり、
逆に、家にいるときに仕事上のこと(うっかり忘れていたこと)を
突然思い出すことがあり、そういうときに送ります。

歳のせいか(50歳です)、「あとでメモしよう」と思っていると、
何かメモしなきゃならなかったことは憶えていてもやもやしているのに、
結局思い出せなかったり、
せっかくメモしても、テキトーなところにメモするクセがあるので、
どこにメモしたかを忘れたり、メモを失くしたり(苦笑)。

その点、PCか携帯は必ず自分の近くにあり、
PC宛てにメールすると必ず残ります。

一つの事柄に対して1通のメールに送るようにし、
複数の事柄は書きません。
そうすると、対応が終わったものから順にメールを削除できます
(ToDoリストを消していくような感じ)。

また、本文には書かず、件名にできるだけ詳しく書きます
(メールを開かなくても件名だけ見てわかるように)。

ToDoリストのように使うことが多いですが、
すぐにはやらなくてもよいけれども、
将来的にやった方がよいことで
「こうしたらいいんじゃないか?」というアイデア
(『7つの習慣』の「第二領域」に当たるところ)
が思いついたときにも使います。

メーラーに残っていると、
「あ、そうだ、これについて考えなきゃな」とあとから思い出せたり、
時間があるときに取り組んだりすることができます。

長くなりましたが、私の場合は
「忘れっぽくなったために、忘れないようにするための工夫の一つ」
です。

ほかの読者さまからのご意見も楽しみにしています。
参考にし、取り入れていきたいと思います。
(読者 K.Sさん)
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昨日、紹介した投稿は男性読者からのものでしたが、
今回は女性読者からの投稿です。

思い出したとき、忘れないためにその都度
自分宛てにメールする感覚、すごく分かります。

私も「テキトーなところにメモするクセ」があるので
自分宛てメールに一本化するのは
ポイントですね。

メールで記録し、読み返して確認し、実行したら消す
という流れは、まさに「ToDoリスト」。

残すことも大事ですが、
できた端から「消す」ことも
達成感が味わえ、区切りにもなるので
よいと思いました。

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