今週は、同音異義語の使い分けについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法         < できてる? 表記の使い分け >
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「余り」と「あまり」

漢字で書く「余り」と平仮名の「あまり」
使い分けはできていますか?

「余り」は残り、はした、余分という意味。
「余り物」「字余り」のように余分という意味で使うほか、「10人余り」のよ
うに数を表す言葉に付いて、…より少し多いという意味で使います。

例)人数で割って余りが出たお金は次に回しましょう。
打ち合わせは1時間余りで終わりました。

例)社員数10人余りの会社

関連して、「有り余る」と「余りある」の使い分けについては、バックナンバ
ーで取り上げているので、参考にしてください。

▼「ありあまる」と「あまりある」< 間違いやすい言葉(3)>VOL.3011

一方、平仮名の「あまり」は、副詞や形容動詞として用いられます。

後に打ち消しの言葉を伴って「あまり…ない」で、それほど、そんなに、たい
してという意味で使うほか、「あまりにひどい仕打ち」のように程度を表すと
きに用います。

例)胃にもたれて、あまり食べられない。

例)あまりの驚きで声も出ませんでした。
悲しみのあまり、仕事が手につかない。
あまりにも簡単で、拍子抜けしました。

今週はこのように、表記するとき混同しやすい言葉の使い分けを例を挙げなが
ら紹介します

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