今週は、相手に失礼なうっかりミスについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法       < 失礼なメール >
◆─────────────────────────────────◆
名前の間違い

仕事のやり取りをする相手を怒らせるようなメールをわざわざ送る人はいませ
ん。しかし、ちょっとしたミスや間違いが、結果的に相手を不愉快にさせてい
ることがあります。今週はそんな、相手に失礼なメールの誤り、間違いについ
て取り上げたいと思います。

メールの書き出しで最初に書く相手の名前。
当メールマガジンでも繰り返し取り上げていますが、気をつけていても、自分
の不注意で、うっかり間違えてしまうことも。

同じ読みでも漢字表記が異なる名前は、特に注意が必要です。

「あべ」という姓の場合、安部、安倍、阿部
「さいとう」という姓の場合、斉藤、斎藤、齊藤、齋藤
「わたなべ」という姓の場合、渡辺、渡部、渡邉、渡邊

「さわ」の付く姓には、沢、澤
「しま」の付く姓には、島、嶋
「とみ」の付く姓には、富、冨
「はま」の付く姓には、浜、濱
という表記の違いがあります。

「えのき」という姓の場合、榎、榎木
「たのうえ」という姓の場合、田上、田ノ上 田野上

など、自分がやり取りする相手の姓だけでも、このように複数の例が挙げられ
ます。

勘違いやうろ覚えで漢字そのものを間違えるだけでなく、入力ミスに気づかな
いままメール送信ということもあるので注意しましょう。

入力する時に挙がってくる変換候補に頼らず、名刺で確認して、正式な表記で
メール送信する習慣をつけるほか、メールのアドレス帳に登録するなど、間違
いを繰り返さない対策をとりましょう。

余談ですが、広島には「栗栖」という姓が多いのですが、他県の人は馴染みが
薄いせいか「クリス」と外国人名をイメージするようです。「外国人と思って
いたら、日本人だったのでびっくりした」という話をよく聞きます。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから