今週は、表記の違いについて取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 漢字か、平仮名か(5)>
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漢字にしやすい言葉
メールや文書で使用頻度の高い接続詞も、漢字より平仮名書きをお勧めします。
前に述べた事柄に条件をつけたり、その一部を保留したりするときに用いる
「ただ」。変換候補には「唯」「只」が挙がってきますが、「ただ」に。
例)A案で良いと思います。ただ、システムやサイトの変更が必要です。
前述の事柄に対し、その条件や例外などを示す「ただし」。「但し」と書きま
すが、平仮名に。
例)○○の使用は禁止です。ただし、例外もあります。
そのうえに、あるいはという意味で使う「また」。変換候補には「又」「亦」
などが挙がりますが、「また」に。「またしても」「または」と使うときも
平仮名表記です。
例)至急、確認をお願いします。また、修正がある場合は・・・
▼平仮名書きする接続詞
ただ ただし また
ほかにも変換候補に挙がるまま漢字表記にしやすい言葉を挙げます。
▼こと
「あんなことになるとは」「このことは内密に」「そんなこととは知らず」の
ように抽象的な内容を指す形式名詞として使う場合の「こと」。
▼ため
「IoTを設計に活用するため」「結婚するため退職します」「雨のため延期」
のように使う「ため」も変換候補に挙がるまま「為」を使いがちですが、平仮
名の「ため」です。
▼…(を)はじめ
「社長はじめ役員が参加」「金融をはじめとするさまざまな分野」「福岡をは
じめとした九州の食材」などに使う「…はじめ」も「始め」や「初め」ではな
く平仮名書きの「はいじめ」です。
上記の平仮名書きの統一に参考にしたのは、記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集です。
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【しごび】 の お 知 ら せ
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