今週は、言葉の思い違いや勘違いについてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 嗚呼、勘違い(4)>
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「話」と「話し」

「佐藤さんから話しを聞きました」

「はなしを聞く」という場合、「話を聞く」と書き、「し」は要りません。
「佐藤さんから話を聞きました」と表記します。

一方、「昨日、佐藤さんに話ました」
「はなす」「はなした」のように動詞として使う場合は、送り仮名の「す」が
付いて「話し」、その過去形は「話した」です。
したがって、「昨日、佐藤さんに話しました」とするのが適切です。

名詞として使うときは「話」
例)思い出話、昔話、作り話
プライベートな話、話にならない
話をする。

動詞として使うときは「話し」
例)話し上手、話し言葉、話し合い
話しながら歩く。
誰かに話したくなる。

似たような例に「折」と「折り」があります。

時期、機会、場合を表すときは「折」で、送り仮名の「り」は付きません。
例)折から、折に触れ、折を見て

一方、動作わ表すときや接尾語として使う場合は「折り」で、送り仮名の「り」
が付きます。
例)折り合い、折り返し運転、菓子折り、指折り数えて

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