今日は、「国語に関する世論調査」について取り上げます。
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秋 の 特 別 編 < 2020年度の調査結果(2)>
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「寸暇を惜しまず」か「寸暇を惜しんで」か
先週の9月24日に文化庁から発表された、
2020年度「国語に関する世論調査」をもとに
言葉の意味や用法を紹介します。
前回に続き、調査と同じ質問に回答してみてください。
下記に挙げた(1)から(3)の内容を表現するとき、
それぞれ(ア)と(イ)のどちらの言い方を使いますか。
(1)知られていなかったことが、世間に知られること
(ア)明るみになる
(イ)明るみに出る
(2)僅かの時間も無駄にしない様子
(ア)寸暇を惜しまず
(イ)寸暇を惜しんで
(3)快く承諾すること
(ア) 一つ返事
(イ)二つ返事
本来の言い方は下記のとおりです。
(1)知られていなかったことが、世間に知られること
(イ)明るみに出る
(2)僅かの時間も無駄にしない様子
(イ)寸暇を惜しんで
(3)快く承諾すること
(イ)二つ返事
それぞれの言葉の由来や使い方について、
過去の記事で紹介しているので、参考にしてください。
▼「明るみに出る」について
< 間違えやすい言葉(4)>VOL.902
▼「寸暇を惜しんで 」について
< 間違えやすい慣用句(4)>VOL.1984
▼「二つ返事」について
< 気になる言葉(5)>VOL.1806
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