誤って使いやすい慣用句を取り上げます。
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 間 違 え や す い 言 葉         「精細」と「精彩」
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読みは同じでも、意味が異なる言葉があります(同音異義語)。

文字を入力するとき、
迷ったり間違って使ったりすることを避けるためにも
意味の違いを知っておきましょう。

「せいさいを欠く」の「せいさい」は
「精細」と「精彩」のどちらでしょうか?

答えは、「精彩」です。

「精彩」は、元は「生彩」と書き、
生き生きとした元気なさま、美しい彩りという意。
現在、新聞表記では「精彩」で統一されています。

生き生きとした様子がない、あるいは
活気にあふれた感じがないことを
「精彩を欠く」と言います。

ほかには
「精彩を放つ」「精彩に富む」といった使い方をします。

一方
「精細」は、詳しく細かい、という意。
 例)超高精細画像、高精細ディスプレー、見事な精細さ

という違いがあります。

では、「精算」と「清算」の違いは?

▼過去の記事
正しい表記< 読みやすい文章を書くコツ(4)>VOL.2164

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