今週は、メールとLINEの伝達方法の違いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < メールとLINEの間
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吹き出しのボリューム

勤務先では職場のパソコンでメールを使い、プライベートではスマートフォン
(スマホ)でLINEを使っている、という人は多いと思います。

私もその一人です。仕事の連絡ではメールをフル活用していますが、家族との
連絡はほぼLINE。家族で互いのスマホのメールアドレスや電話番号を登録して
いるのに、それすら忘れ思い出せないほど、LINEオンリーの連絡に終始してい
ます。

一般的に見て、LINEの使用頻度が少ないと思われる私でさえそうなのですから、
LINEの浸透と活用の度合いの深さ、広さははかりしれません。

先日、わたしと同世代で同じ年頃の娘を持つ客先の担当者と話をしていて、50
代の自分世代と20代の子ども世代のLINEの使い方に明らかな違いがある、とい
う話になりました。

その違いとは、まとめて書くか、即時対応か。

自分世代は用件をある程度まとめて書いて送るのに対し、若者世代はひと言ず
つやり取りするケースがとても多い、という違いに気づいたのです。

試しに、娘と友達のLINEのやり取りの画面を見せてもらうと、双方のメッセー
ジがほぼ1行ずつ。中には文章ではなく単語のみの場合も。一語とか一行の細
切れのやり取りが延々と続いていくのでした。

対して、私はがLINEやメッセンジャーで用件を伝えるときは、パソコンメール
を送信するときの感覚で文字数が多めになり、あの吹き出しのボリュームが
大きく膨らんでしまうのが常。

同じツールを使っていても、自分世代と若者世代には、伝達の仕方に違いがあ
るのでは…? そんなわけで、今週は「メールとLINEの間」と題し、伝達の方
法や感覚の違いについて取り上げていきたいと思います。

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今週は、「サラリーマン川柳」に見るメール対応の留意点を紹介。
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仕 事 ‎Begin の メ ー ル 作 法     < 「サラリーマン川柳」より(2)
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                        俗語、略語+丁寧語

今週は、先日発表された第31回サラリーマン川柳 ベスト100の中から、
ビジネスシーンにありがちな対応をピックアップし、
紹介しています。

サラリーマン川柳 第6位
「『マジですか』 上司に使う 丁寧語」

「マジ」は「真面目」を縮めた言葉で、「本当」「本気」「真剣」を意味する
いわゆる若者言葉のひとつです。実際は若くない人も使っているので、ここで
は「俗語」とします。

この「マジ」に丁寧語の「ですか」を付けたのが「マジですか」で、「本当で
すか」という意。「本当に?」「信じられない」という感情を相手に伝えよう
とするときに使われやすいフレーズです。

似たような「俗語+丁寧語」のフレーズとしては
「ガチですか」
「ヤバくないですか」
なども挙げられます。

いずれもとっさの感情を表すひと言で、それを言いたくなる気持ちも分かるの
ですが、丁寧語を付けても俗語は俗語。

ビジネスの場で上司に使うような場合は
「マジですか」「ガチですか」→「本当ですか」「本気ですか」
「信じられません」など
「ヤバくないですか」→「危険です」「~の恐れがあります」「ひどい話です」
「素晴らしいですね」「お見事です」など
に言い換えることをお勧めします。

第16位にはこんな句も。
「新人に メールで指示して 返事は『りょ』」

この「りょ」とは「了解」を略した言葉です。同様の略語としては
「おつです」→「お疲れさまです」
「あざっす」→「ありがとうございます」
などもあります。

こうした略語や俗語は、仲間内で使うのは楽しいものですし、意味も通じます。
ただ、仕事のやりとりで、そのまま使ってしまうと「言葉を知らない人」「ふ
ざけている」と自分の評価を落とすことにもなるため、気持ちを切り替えて社
会人として相手に通用する言葉遣いを心がけましょう。

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今週は、状況に応じた最適な伝達方法についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < メールか、メール以外か(4)>
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読者からの意見

今週は、メールが最適な場合とそうでない場合、メール以外の手段(電話、手
紙、FAX、LINEなど)を活用した場合の連絡方法について取り上げています。

読者の意見を紹介します。

<読者の意見-1>——————————————————

伝達方法としてメールか、メール以外にするか、という判断。

私も基本的には、メールです。
ですが、緊急な連絡の場合は、メールを送ってから電話を入れるようにしてい
ます。電話は、緊急な内容のメールを送ったので確認してほしいという用件で
す。

わざわざ電話するなら、そのときに用件を言えば良いのでは? と思われるか
もしれませんが

・電話での説明に時間がかかるかもしれない
(一応了解を得て話しますが、長くなってしまった場合相手に迷惑がかかるかも)
・長くなれば電話代もかさみます。
・メールだけですと、すぐ見てもらえない可能性も。
・「言った」「言わない」をなくす。記録を残すという意味でもメールを送る

といった理由です。
みなさんの方法やその理由もお聞きしたいです。
(読者 Y.Tさん)
———————————————————————-

<読者の意見-2>——————————————————

「伝達方法としてメールか、メール以外にするか」という判断。あなたはどの
ような基準で行っていますか?」ですが、私は下記基準です。
1.メールの主目的は、
1)報連相
2)個人またはグループに一斉発信
3)連絡済確認や日時・数字などの記録を残す時
と考えています。
但し、メールを読むか読まないかは、相手次第ですが(自己アリバイ造り?)。

2.電話は、1)報連相、2)相手と1対1、3)連絡確認(だから口答で相手確認)
と思います。後で「聞いてない」「そんな電話、忘れました」などと言われ
ると困りますが。

3.メール表記は神垣様の言われるように、誤解のないような「言葉使いは、
はっきり、簡潔にを」心がけています(まだまだ修行が足りませんが)。

4.社内メールは箇条書き、メリハリ、起承転結等々です。重文や複文は避ける。

5.顧客へのメールは、1)手紙の代用か、2)報連相か、で書き方も変えています。
(読者 うしうまさん)
———————————————————————-

<読者の意見-3>——————————————————

ネタになる回答を差し上げたかったのですが、
私の判断基準が、神垣さんと全く同じで、参考にも何もならずすみません。
『まさに神垣さんに1票』状態です。

でも、それが普通なのではないかと思います。
やはり、通常はメールで、電話にするのは、
・緊急の時か、
・メールで書くには、込み入っていて文章でうまく説明出来ない時、
・もしくは相手の1つ目の回答によってその先の書く内容(要件)が変わる時
だと思います。

あと、これも同じですが、電話しても話し中や出られない時は、ショートメッ
セージで簡単に説明して『連絡下さい』と入れます。

ちなみに、仕事の連絡でLINE等を使用することはありません。
メールはエビデンスも兼ねているため、後々まで残しておくには、会社のメ
ールを使うというのが大前提なので。

将来、会社が貸与するスマホにLINEを入れさせてくれて、公式に使用してい
いと認められたらそれも変わって行くかもしれませんが。
(読者 K.Kさん)
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今週は、状況に応じた最適な伝達方法についてです。
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 仕 事 Begin の メ ー ル 作 法 < メールか、メール以外か(3)
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                       メールの利点と問題点

今週は、メールが最適な場合とそうでない場合、メール以外の手段(電話、手
紙、FAX、LINEなど)を活用した場合の連絡方法について取り上げています。

伝達手段としてメールが最適な場合とは、どんなときでしょうか。

電話と比較して考えてみましょう。

ダイレクトに相手に伝わるという点では電話と同じですが、電話との違いはメ
ールは「文字で残る」こと。

会話だけでは、後で「言った、言わない」の行き違いが生じることがあります
が、メールで文書化することで、そうした行き違いを避けることは可能です。

口答の連絡や確認だけでは心もとない場合や、記録として残す必要がある用件
については、文書化して双方が情報を共有するのにメールは最適です。

確認、打診、質問、依頼などは電話でもメールでもできますが、「今、すぐ」
確認したい、という緊急な場合を除いては、電話よりメールで対応するほうが
合理的で処理はしやすいと言えます。

断りや催促など、電話で直接、本人に伝えづらいことも、メールならば連絡し
やすくなることもあります。

ただ、やり取りする相手が増え、やり取りの内容のボリュームに比例して、送
受信するメールの量も増えていきます。そうなると、気をつけていても「見落
とし」や「返信忘れ」という事態も少なからず発生します。

メールが一般化し、やり取りする量が増え、メール以外の伝達手段も多様化し
た昨今、相手に気づかれないメール、見過ごし・見逃されるメール、不要とみ
なされ削除されるメールもまた、増えているのではないでしょうか。

送信したメールが、必ずしも相手に読まれるとは限らないことを想定する必要
があるでしょう。

かつて、メールを送信した相手に「今、メールを送りました」と電話連絡する
ということが実際に行われていました。でも、それは昔の笑い話ではなくなっ
ているのかもしれません

大事なメールに返信がない場合、届いてない、読まれてない可能性もあるので、
メッセンジャーやLINEで確認や念押しをするケースもあるからです。

メールによる伝達は絶対でも、確実でもないことを認識し、「読まれていない」
場合の対処・対策も必要になっていると感じます。

 
◇─────────────────────────────────◇
 あ と が き
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 昨日は4回目の
 「大和言葉で書く一筆箋講座」でした。
 
 お礼やお祝い、お悔やみなど
 一筆箋で書いて送りたいメッセージを
 大和言葉を使って作成。

 言葉の使い方や書き換えを紹介した後
 実際に万年筆を使って書く練習をするという
 講座です。

 昨日の講座は
 母の日のプレゼントに添えるメッセージを大和言葉を使って書く、
 というテーマでした。

 大和言葉については
 神垣がレクチャーするのですが

 書き方のレッスンは
 書道サロン 優書会主宰者の 松田朗子さん
 
 松田さんの指導をわたしも一受講生として受けています。

 これが実に楽しいんです。

 大きなマスの練習帳でかなや漢字を書くって小学生以来。

 でも、実は小中学生時代に習っているはずの
 書き方の基礎ってすっかり忘れていて
 改めて“美文字”のポイントを教わると
 新鮮で、むくむくやる気がわいてきます。

 書き終えた文字を
 松田さんにチェックしてもらうのですが
 花マルをもらったときの喜びときたら
 小学生の時と同じ。いえ、それ以上。

 大人になった今だから
 もう一度、書き方を学んでみるのもいいもんです。

 そんなわたしの書き方コーチの松田さんが
 書道案内人として「書の魅力」を
 時に深く、時に濃く紹介するメールマガジンを創刊しました。

 タイトルは
 【「とにかく楽しく」書道サロン優書会 】
 
 書に関する引き出し豊富な松田さんは
 講座でも、文字の成り立ちのおもしろさや
 目からウロコの書き方のコツを
 教えてくれるのですが

 まだまだ広く深いく、そして楽しい書の世界を
 これからメルマガで紹介してくれる模様。
 わたしも読者としてワクワクしています

 最近、わたしの周りでは、ちょっとしたメルマガ創刊ブーム。

 個人が情報発信するツールが多彩にある世の中ですが
 一周して、メルマガが見直されているのかもしれません。

 これを機にメルマガ仲間が増えるとうれしいわたしです。
 書に興味のある方はぜひ。
 メールマガジン 「とにかく楽しく」書道サロン優書会

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今週は、状況に応じた最適な伝達方法についてです。
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仕 事 Begin の メ ー ル 作 法      < メールか、メール以外か(2)
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                           使用頻度の変化

今週は、メールが最適な場合とそうでない場合、メール以外の手段(電話、手
紙、FAX、LINEなど)を活用した場合の連絡方法について取り上げています。

前回、伝達方法としてメールか、メール以外にするか、という判断を
私の場合は「相手」への伝わり方を基準にしている、と書きました。

より早く、確実に相手に伝わる手段はメールに限らず、相手の傾向や好み、伝
達する時の状況により変わると考えるからです。

メールを書きかけて、いや、電話する方が早いと思い直し、電話することもよ
くあります。逆に、電話するよりも書いて記録として残すために敢えてメール
にしておくこともあります。

メールで用件のポイントを先に送信してから、電話でフォローや説明する。
あるいは、電話で先に伝えておいて、後からメールで関連資料やデータを送る
ということもあります。

同じ相手でもメールのみのやり取りだけでなく、状況によってはメール→電話、
電話→メール ということがあるほか
仕事のやり取りはメールや電話で、仕事以外のやり取りはメッセンジャーやLINE
というケースも。

こうして自分自身の伝達の仕方を棚卸ししてみると、メールを軸に他の手段を
組み合わせていることが結構多いと感じました。

一方、家族や親族とのやり取りは、もっぱらLINEで、パソコンやスマホのメー
ルを使うことがめっきり減りました。

そういえば、電話も携帯電話以外で連絡を取り合うことが増えました。最初は
LINE電話は家族とのやり取りだけに使っていましたが、LINEやメッセンジャー
でやり取りする相手からは、その無料通話機能を使って連絡が入ります。

私は事務所にも自宅にも固定電話がありますが、もっぱら留守番電話やFAXと
して使うのみで、電話として使うことがなくなってきています。

会社では固定電話もまだまだ機能し、メールによるやり取りも頻繁ですが、
個人レベルでは伝達ツールによって使用頻度が徐々に変化していることを実感
します。

あなたは、仕事とプライベートで主体とする伝達ツールに変化はありませんか?

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記事全文を読む
今週は、状況に応じた最適な伝達方法についてです。
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 仕 事 Begin の メ ー ル 作 法 < メールか、メール以外か
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                            判断の基準

以前、行った当メールマガジンの読者アンケートで、今後、取り上げてほしい
テーマとして、下記の意見をいただきました。

———————————————————————-
メールのみならず、メール以外の手段(電話、手紙、FAX、LINEなど)も活用
した場合の連絡方法について。
(メールはあくまで伝達手段の道具の一つに過ぎないと考えた場合、他の手段
 とメールとの組み合わせ。さらには、メールを使わない場合とはどんな状況、
 場面となるのかについて)
———————————————————————-

上記のご意見のとおり、メールは伝達の一手段であり、相手や状況に応じて、
その他の伝達手段を使い分けたり、組み合わせたりする必要があると常々感じ
ており、私自身の方法だけでなく、読者の皆さんはどうしているのだろうか、
という興味もあります。

今週は、メールが最適な場合とそうでない場合や、メールと他の伝達ツールと
の組み合わせについて取り上げてみたいと思います。

伝達方法としてメールか、メール以外か、という判断。
あなたはどのような基準で行っていますか?

私の場合は、判断のポイントは、伝達する「相手」にあります。

伝えたい相手にもっとも早く確実に連絡がとれる方法は何か、をまず考え、
対応することにしています。

ですから、メールだけ、電話だけ、メッセンジャーだけで済むやり取りもあれ
ば、状況によっては複数の伝達手段を組み合わせることも多いです。

ある客先の担当者の場合は、基本的にはメールでやりとりしますが、急ぎのと
きや込み入った内容を伝えるときは電話をします。
その担当者の私への伝達パターンが、「基本はメールで、急ぎのときは電話」
というパターンが多いからです。

しかし、私からその担当者に急ぎの用件を電話する場合、相手が会議や打ち合
わせ中で、電話をしても繋がらないことも多々あるので、コールと留守電にメッ
セージを入れて、相手からの返信を待ちます。

すぐに返答を要するときは、携帯メールで返答してほしい用件をのみ書き込ん
で送っておきます。そうすれば、携帯メールで返信があったり、間もなくして
電話があったりするので、急ぎの用件も処理できます。

メールのみのやり取りで完結する場合もありますが、私が最も多いのはこの
「基本はメールで、急ぎのときは電話」というパターンです。

デスクワークより外出していることが多い相手は、急ぎのときはメールよりメッ
センジャー、メッセンジャーより電話ということもあります。

紙媒体の制作を依頼している付き合いの長いデザイナーとは、仕事の依頼もや
り取りもLINEに落ち着いています。私からの誌面の修正指示は、プリントアウ
トした原稿に朱を入れ、スマホのカメラで撮影してLINEで送るという方法をとっ
ており、修正確認はDropboxにアップされたPDFデータで行う、という流れが2人
の間で定着しています。

ただ、私の場合は、メッセンジャーやLINEは懇意な相手や仲間内のやりとりに
使うケースがほとんどで、客先とのやり取りはメール・電話が主体です。

理由は、伝達する相手が、パソコンをメインの伝達手段とする人が圧倒的に多
いからです。ですから、相手がデスクワークをする時間の比率が低い場合は、
自ずとメインとする伝達手段が変わるのではないでしょうか。

伝達方法としてメールか、メール以外にするか、という判断。
あなたはどのような基準で行っていますか?

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【しごび】 の お 知 ら せ
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 「書けるいい女」になる講座、
 第4回は明日、4月17日(火)です。

 テーマは、母の日の贈り物に添えるひと言です。

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 大人のたしなみ「大和言葉で書く一筆箋」講座 第4回
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