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今週は、敬語のつもりで使っている誤った表現についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 思い込みの敬語(2)
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                         「おっしゃられる」

「言う」の尊敬語は「おっしゃる」です。
それと関連して、よく目にするのが「おっしゃられる」という表現。

尊敬の意を表す「られる」と「おっしゃる」が一緒になっているので、
過剰な敬語表現になっている例です。

×「課長がそうおっしゃられました」
○「課長がそうおっしゃいました

同様の例としては…
×「昼食はお召し上がりになられましたか」
○「昼食は召し上がりましたか」

×「昨日、おいでになられました」
○「昨日、おいでになりました」

「お聞きになられましたか」も過剰に敬語が使われている例です。

「お~になる」で尊敬を表しますが、
さらに尊敬の「られる」がくっついているので、
敬語表現が重なっています。

×「部長にお聞きになられましたか」
○「部長にお聞きになりましたか」

同様の例としては…
「お会いになられる」→「お会いになる」
「お帰りになられる」→「お帰りになる」
「お話しになられる」→「お話しになる」

丁寧に書き表そうとするあまり、敬語を重ねて使ってしまうと、
文章自体がくどく、まっどろこしくなります。
敬語の使いすぎに注意しましょう。

「まぐまぐ!ニュース」でこの記事が取り上げられました。

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今週は、「?」と思う言葉の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 疑問な言葉(5)
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通常通り

自動販売機の張り紙で見かける

「故障中」。

「故障」は、機械などに不調が生じ、円滑に働かなくなるという“状態”
を示す言葉なので、その状態にあることを表す「中」と意味が重なります。
ですから、「故障」とすればよく、本来「中」は不要です。

上記のように“状態”を表す言葉として
「通常通り」
も意味が重なる言葉ではないか、と読者のかたから質問をいただきました。

辞書で意味を調べると
「通常」は、特別の事情がなく、いつもどおりであることを表す
とありました。
「通常通り」の「通り」は、そのままであることを表します。

「通常」自体に「いつも通り」という意味合いが含まれるので、
「通常通り」の「通り」は意味が重複していることになります。

「通常通り営業しております」という一文は
通常と変らず営業しております」
または
いつも通り営業しております」
平常通り営業しております」
と書き換えるのが適切ではないでしょうか。

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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(5)
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                       「役不足」の書き換え

<読者からの質問>————————————————

会議・会合の準備をするにあたって、単なる上司の手伝いをすればいい
という対応では秘書として役不足です。

この一文で「役不足」という言葉の意味を取り違えて使っていました。
「役不足」の代りにどのような言葉を使って訂正すればよいでしょうか。

                           読者 F.Y 様
——————————————————————

「役不足」とは、能力に対して役目が軽すぎることを意味します。

しかし、「荷が重い、能力が足りない」と意味を取り違えて使いやすい
言葉でもあります。本人は謙遜のつもりで「私には役不足です」と書い
ても、相手には不遜と受け止められてしまうことも…。

一般的に「役不足」は「力不足」と書き換えることが多いようです。
上記の一文にある「役不足」を書き換えるとしたら…そのまま言葉を
置き換えてもいいのですが、下記のような書き換え方もできます。

会議・会合の準備をするにあたって、単なる上司の手伝いをすれば
いいという対応では秘書として十分とはいえません。

会議・会合の準備をするにあたって、単なる上司の手伝いをすれば
いいという対応では秘書として不十分です。

「だめです」「いただけません」という強い打ち消しの表現ではなく、
やんわりいさめつつ改善策につなげられる表現になると思います。

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今週は敬語の「こんなときどうする?」にお答えします
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仕 事 の メ ー ル 作 法                < 敬語の問題
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                      「いただく」と「くださる」

日ごろ使っている敬語で、どちらを使うのが正しいのだろうか? と疑問
に思うのが「いただく」と「くださる」です。

1)ご連絡いただきまして、ありがとうございます。

2)ご連絡くださいまして、ありがとうございます。

1)は自分側をへりくだった表現で、2)は相手の行為に対して敬意を払っ
た表現という違いがあります(平たく言えば1)が謙譲語で2)が尊敬語)。

けれど、どちらも「立てる」べき対象が相手であることに変わりはありま
せん。ですから、どちらを使っても相手に失礼にはなりません。

ただ、「いただく」と「くださる」の受け止め方、捉え方には個人差があ
るので違和感を覚える人もいるかもしれません。

ですが、いずれの場合もほぼ同じように使える敬語と考えてよいようです
(「敬語の指針」による)。

「まぐまぐ!ニュース」でこの記事が取り上げられました。

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今週は、迷いがちな数字の書き方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法         < 数字の問題(5)
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数助詞いろいろ

▼ たんすの数え方は?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
もうすぐ新入学の季節ですね。学習机を購入するお宅もあることでしょう。
机の数え方は三種類あり、「脚」「台」「卓」です。椅子は「脚」や「個」。

では、たんすの数え方は?

「さお」または「本」です。このように決まった数え方をするものを挙げ
てみましょう。あなたは幾つ知っていますか?

「丁」は主に手に持って使う器具・道具を数える時に使います。銃器も該
当しますが、もっと身近なものでは、豆腐、すきやくわがあります。

音の出るものでは、三味線、ギターも「丁」で数えます。もっとも、三味
線は「丁」のほかに「さお」、ギターの場合は「本」「台」で数えること
もあります。

▼ 紙の一締め、一連は何枚?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
量によって数え方が変わるのが紙。基本は「枚」ですが、和紙や半紙は
2000枚を「一締め」、印刷用紙の全紙1000枚を「一連」と表します。

物によって変わるのが草花や花。切花などは「本」「輪」、苗や鉢物にな
ると「株」「鉢」で表します。

このほか、面白いと思ったのが、墓や記念碑の「基」、滑り台の「台」
「基」、のれんの「垂れ」(「枚」という数え方もあり)、箸の「膳」な
どです。

いわゆる数助詞といわれるものですが、固有の数え方を調べてみるのも興
味深いですね。

※参考:「記者ハンドブック 第10版」

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今週は、迷いがちな数字の書き方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < 数字の問題(4)
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物の数え方

▼ ウサギを数える時は?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
新聞表記では、人数を表すのは原則として「人」、動物は「匹」、鳥類は
「羽」、大型の獣類は「頭」となります。

ウサギは「2羽」というように「羽」で数える説もありますが、「匹」で
も間違いではありません。

動物をどう数えていいかわからない場合や種類の違う動物をひとまとめに
数えるような場合も「匹」を使います。

▼ 形状により異なる物の数え方
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
物を数える場合は、形状により数え方が異なります。最も多く使われるの
が「個」。そのほかにもいろいろあります。例えば…

薬や真珠など、極めて小型の物は「粒」

ひもやネクタイ、棹のように形の長いものは「本」

束ねた花や野菜は「把」「束」

紙やじゅうたん、テニスコートなど、平面的なものは「枚」「面」

建物は「棟」「戸」ですが、住居の単位としては「戸」「軒」

機械・器具・車両・固定した施設を数える時は「台」「基」
車両は「台」のほかに「両」で数えることも。

船舶は「隻」「艇」

航空機は「機」

種類が違う物を一括して数える場合は「点」や「件」を使います。どう数
えていいか迷ったり、分からない場合は、原則として「個」で数えます。

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