今週は、気になる表現について解説します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < どっちの表現を使う?(3)
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 「きじゅん」

今週は雑学的に、どちらを使うのか判然としない言葉に注目して
その成り立ちや違いを解説しています。

「基準」と「規準」。

一字の違いですが、意味も微妙に異なります。

文字通り、「基礎」となる「標準」が「基準」。
「規範(手本)」となる「標準」が「規準」です。

ただ、実際には「基準」と「規準」の違いを
はっきりと示しにくいため、
特に必要のある場合を除いては
「基準」が用いられています。

こうした微妙な違いを持つ言葉には
下記の例があります。

○「依嘱(他人に任せて頼む)」
●「委嘱(一定期間、特定の仕事を他の人に任せる)」

○「強剛(意志などが強くて不屈)」
●「強豪(勢いが盛んで強い)」

○「自修(自分で身を修める)」
●「自習(自分で学習・練習する)」

いずれも●の「委嘱」「強豪」「自習」が用いられており
新聞表記でも統一されています。

 
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今週は、気になる表現について解説します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < どっちの表現を使う?
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 「いっしょうけんめい」

今週は雑学的に、どちらを使うのか判然としない言葉に注目して
その成り立ちや違いを解説していきたいと思います。

「一所懸命」と「一生懸命」。

あなたはどちらを使っていますか?

「一所懸命」は、中世に、主として武士が「一カ所の領地を、命にかけて
生活の頼みとする」意味で用いられた語。

それが後に、「命がけで事を行うこと」の意味に転じ「一生懸命」と
書かれるようになったものです。

現在では「一生懸命」の方が一般的で、
新聞表記や教科書でも「一生懸命」が採用されています。

けれど、元の意味を知っている人は、好きな言葉などに
「一所懸命」を挙げるかたもいます。

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今週は、同じ意味の繰り返し表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < うっかり重複表現(5)
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「約1ミリ程度」

「約1ミリ程度の誤差」

おおよその数値を示す時に、重ねて使ってしまいがちなのが
「約」と「~程度」です。

他の語の後に付く「程度」は、それくらいのという意味があるので
おおよそという意味の「約」と重複します。
そのため、次のように書き換えます。

「約1ミリの誤差」
「1ミリ程度の誤差」

同様に「約10分ほど」というのも重複しているので
「約10分」か、「10分ほど」のどちらかに。

「価格が値下(上)がりする」というのも重複表現です。

価格=値 なので、本来は次のように別々に表現します。
「価格が下(上)がる」「値下(上)がりする」

今週はこのように、うっかり使ってしまいがちな重複表現を
紹介してきました。

「あれ? なんだか変」と思ったときは、
言葉を分解して調べてみるといいですね。

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今週は、相手の心をつかむ言い回しの工夫についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法                   < 添えるとよいひと言(5)
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                                                                                       「いつまでに」

依頼や誘いを受けたとき、
常に「イエス」と返答できるわけではありません。

ですが、「ノー」と即答するだけの適当な理由が見つからない。
そのようなときは焦って返事をせず

「いつまでにご返事すればよろしいでしょうか?」
と、期日を確認します。

早まって即答し、後悔するより
断るにせよ、引き受けるにせよ、考える時間を少しだけ確保して
きちんと返答すれば、ストレスも軽減できます。

▼ 「いつまでか」こちらから確認も
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「これ、お願い」と仕事の依頼や指示を受けた時も
「いつまでに提出すればよろしいですか?」
と期限を確認しておきます。

「提出」に当たる部分には、状況により「対応」「仕上げ」などに
言いかえるとよいでしょう。

相手から期日の指定がない場合は
「17時までに提出すればよろしいですか?」
と、想定される提出期限を提示し、確認をとります。

このとき「今週中に」「来週早々に」というあいまいな設定にせず
「いつ」「何時」までにとはっきりさせておくと、
後々のトラブルを避けることにもなります。

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【しごび】 の お 知 ら せ(その弐)
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中国新聞 読者のかたへ

明日、6月11日(土)の
中国新聞夕刊の「でるた」というコーナーに
神垣の随想が掲載される予定です。

父のこと、書きました。

ぜひ、読んでみてください。

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今週は、相手の心をつかむ言い回しの工夫についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < 添えるとよいひと言(4)
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 「ぶしつけな」

無理を承知で、未知の相手や付き合いの浅い相手にお願いごとをするとき

「ぶしつけなお願いで恐縮ですが」
「突然にぶしつけですが」
「ぶしつけなお願いと分かっておりますが」

と切り出します。

上記の「恐縮ですが」は「申し訳ございませんが」に
「ぶしつけなお願いと分かっておりますが」は「ぶしつけなお願いと
承知のうえで…」にそれぞれ言い換えることができます。

「ぶしつけ」とは「不躾」と書き、文字通り、
相手に対して礼を失することを意味します。

頻繁に使う言葉ではありませんが、
「無理なのは十分わかっているが、どうしても…」という、
やむにやまれぬ理由があって、頼みごとをするようなときに使います。

相手に無理をお願いする場合に使うのが「ぶしつけな」である一方、
自分から無理をお願いするような場合に使うのが「勝手を申し」です。

「勝手を申しますが」
「勝手を申しまして恐縮ですが」

のように、こちらの都合で変更をするようなときに使います。

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【しごび】 の お 知 ら せ
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あっ! 今日は「九スポ」の日。7面をチェ~ック!

『痛いっ! おじさんメール改造講座
~ 今さら聞けない大人のメール作法 ~』

第8回のテーマは「敬語の誤用」です。
シャレにならない敬語の間違い、あなたは大丈夫?
続きは紙面をお読みくださ~い。

神垣の連載は……
「九州スポーツ」では毎週木曜日に
「東京スポーツ」は一日早く水曜日に
掲載予定です。

ぜひ、お読みくださいね!

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今週は、相手の心をつかむ言い回しの工夫についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法          < 添えるとよいひと言(3)
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                             「すぐに」

「はい」という返事が気持ちよくできる人は
誰からも好感を持たれます。

職場に限らず、学校や家庭でも応答の基本になるのが
「はい」という返事。

返事と一緒に体が動く、すぐに対応する習慣がついている人は
さらに好印象を与えることでしょう。

ビジネスメールでは「はい」という言葉はあまり使いませんが
迅速な対応・態度を示す言葉として
「すぐに」
があります。

「かしこまりました。すぐに用意いたします」
「担当の者にすぐに確認し、ご連絡いたします」
「すぐに対処いたしますので、ご安心ください」

相手を待たせるような時はもちろんですが、
依頼や問い合わせに対してもすばやく対処する姿勢が
“見える”言葉が「すぐに」です。

メールでは行動が見えないからこそ、
誠意という見えない心を伝える言葉として
意識したいですね。

 
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【しごび】 の お す す め
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企業の人事、労務の実務に役立つツールと情報満載のWebマガジン
「ジンジュール」で連載中!

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 【ビジネスパーソン メール術】(4)
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嫌われるメールの三要素とは? 好印象を残すための注意点を伝授
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