神垣 あゆみ

フォローすると、最新刊やおすすめ作品の情報を入手できます。 1966年生まれ。広島県呉市出身。尾道短期大学(現・尾道大学)国文科 卒。編集者・ライター。2005年、平日日刊の無料メールマガジンを創刊。現在も約7000人の読者に、日々の仕事のやりとりを気持ち良く、円滑に進めるために必要な「書いて伝える」技術やコツ、考え方を紹介している。 …

【 仕事のメール心得帖 】(無料版)は2020年3月9日の配信で 3500号を迎えました 。創刊は2005年1月10日。 ご愛読いただいている読者の皆様に心から感謝 いたします。
メールマガジンの内容をもとに、上記の著書8冊をこれまでに刊行しています。

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【仕事のメール心得帳(旧タイトル「仕事美人のメール作法)】は、
私自身が日々、メールのやりとりで
気づいたこと、失敗して反省したこと、改善したことなどをもとに
構成し、書いています。

私が書いていることは「絶対的なメールのルール」ではなく
メールを書く際の一つの考え方、ヒントとして
あなたの仕事のメールのやりとりで活用してもらえたら
という気持ちで書いています。


「なるほどね~。じゃ、自分はこうしてみよう!」と
当メールマガジンを読んで、自分なりのメールのルール、メール作法を
つくっていってもらうことが私の一番の喜びであり、願いです。

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』
その他の著書はこちら
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【神垣あゆみ企画室】
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8冊目の著書が5月20日(日)に刊行されます。
タイトルは「迷わず書けるメール術」

「メールを書くのに時間がかかる」
「的確な言い回しが思い浮かばない」
「自分のメール文に自信がない」

日々のメールのやりとりで
こうした悩みを抱えている方に向けて
短く・早く・好印象を与える
33のビジネスシーン別の文例とフレーズを紹介しています。

学生時代はSNSのやり取りが中心で
ビジネスメール対応に苦労している新入社員の方にも
きっと便利に使ってもらえると思います。

おかげさまで
2009年に刊行した2冊目の著書「メールは1分で返しなさい!」
がロングランで売れておりまして

今回はそれをベースに、
シーンごとの代表的な文例を加え、
大幅に加筆・改編しています。

本書の巻末に
シーン別の文例テンプレートにダウンロードできる
URLが掲載されているので、お見逃しなく。

広島市内に限り、
・紀伊國屋書店 広島店
・丸善 広島店
の2書店で先行販売しています。

※紀伊國屋は「H12-03 仕事術」のコーナーに並んでいます。

Amazonでは予約受付中。
全国的には5月20日(日)発売です。

20~30代の若手社員の皆さんに捧げる1冊です。

ビジネスメールを書くときに役立つ
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5月13日(日)に刊行される
「空飛ぶ野菜ソムリエ 世界の旅ごはん」

食をテーマに
4大陸13カ国を旅した
広島県初のシニア野菜ソムリエ(現 野菜ソムリエ上級プロ)の
花井綾美さんの旅行記です。

訪れた地は
モロッコ、マデイラ、南仏、シチリア、バルセロナ、スリランカ、ベトナム、
ペルー、ボリビア、メキシコ、キューバ、そして沖縄。

わたしもスリランカへ一緒に旅しましたが
花井さんは、遺跡とか一般的な観光名所はほぼスルーで
向かうは現地の市場や商店、農家。

食べたい、見たい、知りたいという
好奇心と行動力、食に対する探究心が
とにかく旺盛な人でフットワークも軽い。

小柄な本人がすっぽり収まってしまうのではないか
というほどの特大スーツケースを携え
東奔西走。

そんな花井さんの旅行記には
彼女が見聞した各地の食や人々の暮らし、
野菜を中心とする食べ物の写真も満載です。

本書の企画・編集を神垣が担当したのですが
出版社の担当者もデザイナーも
ゲラの段階で「この本、なんかワクワクするよね」
と意見が一致。

デザイナーは、本書の影響を受け
家族で旅に出たほどです。

読めば、思わず旅に出たくなること
請け合い。

発売は5月13日ですが、アマゾンで現在予約受付中。
現時点で「シェフの伝記」カテゴリで第4位。
「ロブション自伝」より上位にランキングされています。

旅が好きな方、食に関心がある方、その両方の方に
ぜひ読んでいただきたい1冊です。

花井 綾美 著「空飛ぶ野菜ソムリエ 世界の旅ごはん」

花井さんは元コピーライター。文章も読ませます。
「スープ・ド・ポアゾン」など9カ国の料理レシピも掲載。

★8冊目の著書「迷わず書けるメール術」5月20日発売!

読んだら旅に出たくなる本「空飛ぶ野菜ソムリエ 世界の旅ごはん」5月13日刊行
神垣が企画・編集を担当しました。

7冊目の著書「仕事で差がつく言葉の選び方」刊行。
ビジネスに使える大和言葉を紹介しています。

書けるいい女になりましょう。大和言葉で書く一筆箋講座「行書コース」開講

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「まぐまぐ大賞 2017」ジャンル別賞の知識・ノウハウ部門で5位に入賞しました!

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今日、紹介する本は
ピョートル・フェリークス・グジバチさんの
「ニューエリート
グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち」
です。

面白くて、一気読みしてしまいました。

6章で構成される本ですが
第2章 つねに学び、自分をアップデートする
第3章 決断は直感で。早く動いて結果を出す
が特に興味深く、面白かったです。

「学びの場として、飲み会以上のものはない。
この人と会うと面白い、学びになると思ったら、
できるだけ一緒に食事をして過ごす」

と本書にありますが、全く同感。

一緒に飲むのは、相手のことをもっと知りたいからで
知ることで学びたいから。

わたしは
「かわいい」「素敵」「おいしい」という言葉が繰り返される
キラキラした飲み会がどうも苦手。
意識高い系の人が集まる異業種交流会も同様です。

飲み会に仕事の話や建設的な話題を求める自分って野暮なのかなと
ずっと思っていたのですが、本書を読んで勇気百倍。
迷いが吹っ飛びました

本書には「ひとから学ぶ際のちょっとしたマナー」も紹介されています。

・自分と会うことが相手の学びになるように努力すること
・学んだ情報を1人で抱えずにシェアすること
・自分からも人を紹介すること

結局、飲み会という名のブレストとミーティングをしているようなもの。
そこで必要なのが的確な質問力です。

本書に
「情報を持っている人たちにできるだけ早くアクセスする。
アクセスして、情報がもらえるような適切な質問をする。
手に入れた情報をもとにすぐ実践する」
とあります。

飲み会を単なる愚痴の言い合いや騒ぐだけの会で終わらせない
秘訣はこれに尽きると思います。

よ~し、これからも、学びたい人とはどんどん飲むぞ。

第3章では「直感で決断する」重要性が述べられています。
でも、さらに重要なこととして

直感で決断したら、「自分の決断の間違いを裏付けるエビデンス」を探す
ことが大切、とあります。

直感で下した選択を正当化するだけで終わらず、悪い面も検証して
間違いと気づいたら、すぐに引き換えしてやり直す。

失敗しても反省せず正当化したり、人のせいにしたりすると
失敗は痛手となり、「見切り発車」と言われて終わるだけですすが
反省し、すぐにやり直せば「迅速な判断」として、痛手を最小限に抑えられる
とあり、まさしくその通りだと思いました。

そして、直感で動いて失敗を修正するとき、欠かしてはならないのが
「フィードバック」。つまり、人からのアドバイスをきちんと聞くこと。

日本人は、人から褒められたとき「ありがとうございます。嬉しいです」で
終わってしまい、

具体的に「どこが良かったか」「あなたならどうするか、教えてください」
という掘り下げが足りなくてもったいない、と本書にありました。

確かに。
褒められて喜ぶどころか、わたしなんて照れて全否定する始末で
どれだけ、自分の成長につながる機会を逃してきたことか……。

よ~し、これからは褒められたら、ぐいぐいフィードバックを求めるぞ。

本書にはほかにも
「瞬間に集中することで目の前の選択肢を増やす」
「日本のマインドフネスは、手段ではなく目的になってしまっている」
「偶然にどう反応するかで、次のチャンスに出会えるかが決まる」
など、興味深いテーマが並びます。

なんだか、いまのわたしにはタイムリーな内容で
頑張ろう、と思えた1冊でした。

ピョートル・フェリークス・グジバチ 著
「ニューエリート
グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち

「人に会うときは、相手の学びになるよう頭を使う」
「毎年『テーマ』を決めて脱皮する」
「師匠をたくさん持つことで思考停止を避ける」
など、要チェック項目てんこもりです。

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今週は、ラオス旅行の様子を特別編としてお伝えします。
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仕 事 の メ ー ル 作 法                < ラオス旅行記-番外編 >
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                          ラオスで読んだ本

旅行するときは、「旅先で読書だ」と張り切って本を持参するのですが、
大抵は読まずに持ち帰えってばかり。

旅先で読んでも、すぐ寝落ちして、
ろくに読まずに持ち帰ることが多いのですが
ラオスで完読した本があります。

橘玲の「80’s エイティーズ」

出発前に読み始めて、面白くて旅行中も時間を見つけては読んでいました。

橘玲って、お金の本書いている人というイメージしかなく
名前は知っていても、書籍を読むまでには至っていませんでした。

ところが、夫に薦められて読んだ「幸福の『資本』論」が
思いのほか刺さる内容で、興味がわき、その後買ったのが
「80’s エイティーズ」です。

1980年代はじめ、大学生だった橘さんが卒業後、出版業界に身を置き、
やがてフリーとなり、阪神大震災、オウム地下鉄サリン事件を経て、
過ごした1995年までをまとめたのが本書です。

橘さんが「作家になる前の、長い長い“80年代”の青春」を過ごし、
数多くの雑誌に携わっていた頃
わたしは広島でくすぶった青春をやり過ごし、
雑誌ばかり読んでは東京への憧れを募らせていました。

わたしがもっぱら「読む人」だった時代に、
少し年上の橘さんはすでに出版社や編プロで「書く人」で
雑誌を「作る人」だったわけです。

でも、
今や“「億万長者」になる方法を語る作家”となった橘さんにも
新雑誌の創刊に追われ、妻子の待つアパートに帰れず
やっと帰宅したら、生まれたばかりの赤ん坊を座布団の上に寝かせた妻から
「これからどうなるの?」
と訊かれる……年収120万円という時代があったとは。

本書には、当時の出版界、雑誌業界のにぎわい、
編集者やライターと呼ばれる人たちの仕事ぶりが
淡々とした筆致で描かれています。

「事実は小説より奇なり」と言いますが、
そんな事実がゴロゴロしていた時代。

 「バブルの時代」を回顧するときは、
 六本木のディスコや銀座のクラブ、地上げや株式会社の話になることが多いが、
 いまの時代とのいちばんのちがいは、
 「頑張って働けば結果が出る」という体験ではないだろうか。

という一節が本書にはあります。

わたしは社会人デビューが1989年で
わたしにとっての“青春”は90年代になるわけですが
バブル通過組として「頑張って働けば結果が出る」体験は、やはりあります。

でも、それは建設や金融業界の友人が高級料理店や海外で華やかに楽しんでいた
“体験”とは別で、仕事漬けで
お金はあっても使う暇がない、あるいは、使う暇がないからお金が貯まる
そんな日々。

深夜まで仕事をし、終電始発で会社に通い、
「なんだか芽が出ないなぁ」と自分にため息をつきながら
次から次へとくる企画ものの仕事に追われていました。

今で言えばブラック以外の何ものでもない職場だったのかもしれませんが
そこでは「頑張って働けば結果が出」ていて、
それは金銭面だけでなく、
その後の仕事の滋養になるような体験をたくさんしました。

今の自分を支えているのも、「頑張って働けば結果が出る」体験なのでしょう。

では、わが青春の「90年代」を振り返って
「80’s エイティーズ」のような
話を書けるかといえば、全く無理で

橘さんのようにクールに淡々とは
当時の自分をを振り返ることはできません。
そこが書き手としての一番の差でもあるわけですが
(橘さんと同列に自分を置くこと自体、おこがましい)。

橘さんの自伝的物語だけど
わたしと同世代、またはそれ以上の人は
当時の自分はどうだったか、置き換えながら読むと
色んな意味で味わい深く読めると思います。

人生はほろ苦いくらいがちょうどいいのだ。

橘 玲 著「80’s エイティーズ  ある80年代の物語」

装丁からしてかっこいいんです、この本。
手に取っただけで80年代の匂いがする感じ。

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【しごび】 の お す す め
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読んだら旅に出たくなる本「空飛ぶ野菜ソムリエ 世界の旅ごはん」5月13日刊行。
神垣が企画・編集を担当しました。

◇─────────────────────────────────◇
あ と が き
◇─────────────────────────────────◇

今回のラオス旅行で、個人的に印象的だったのは・・・

夕食後、メンバーと別れ、1人ホテルヘ向かう帰り道。
路地沿いのお寺の前を通りかかると
少年の僧がお経らしきものを1人で唱えていました。
お経というより歌のようで、1人で練習してるのか
そういうものなのか……
月夜に寺の階段に座り、オレンジ色の布をまとった少年僧の姿が
1枚の絵のようで、しばらく塀越しに見ていました。

もう一つは、メコン川クルーズ。
郊外にある絶壁に掘られた仏像を見に行くツアーの帰り
昼食後、川風に吹かれながらボートの席で昼寝。
これが実に気持ちよかったです。

次に長期旅行できるのは、いつの日か……。


「こんな時、どう書いたらいい?」と迷ったとき、役立つ1冊


4刷突入。ロングランで売れてます。ビジネスシーンでそのまま使える文例集


2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」

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おはようございます。自称「朝型の女」神垣です。

早起きは何かといいことが多いみたいです。

最近、忙しいせいもあり
私は夜10時前に寝て2時過ぎに起きて
ごそごそする生活を送っています。

そして、4時半ごろ、夫が起きてきます。

うちは朝食の準備を6時ごろから始めるので
夫と2人きりで過ごせるのが
この朝の2時間。

私は仕事、
夫は本を読んだり、パソコンに向かっていることが多いですが
30分ほど、2人でコーヒーを飲みながら
いろんな話をします。

これが結構よくて、
夫から読んだ本のことを教えてもらったり
私が取材に行って、感動した話をしたり
お互い、仕事や生活面で気づきを見つけることが多いのです。

今日、ご紹介する
『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! 』
にも、そんな早起きの効用がたくさん詰まっています。

無理に朝4時に起きなくても、今の生活より1時間早起きして
自分にとってのゆとりの時間を作りだすだけでも
ずいぶん1日の過ごし方は変わってくるように思います。

その“早起き”のヒントやコツ
時間の使い方が具体的に記されているのが本書です。

著者の池田さんは、
自らを「落ちこぼれOL」「勘違いOL」と回想し、
自分のダメダメぶりを披露しながら

どのようにしてワーク・ライフ・バランスをとり、
仕事も趣味も充実させていったかを語っています。
そこに私はすごく好感を持ちました
(啓発本にありがちな上から目線でない点がいい)。

働く女性には、気付きや共感を覚える内容が
多い本だと思います。

池田千恵 著『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! 』

本書は「朝の一人時間」を提唱していますが
「朝の二人時間」もなかなか貴重ですよ。

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