似た言葉の意味や使い方の違いについて
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間 違 え や す い 言 葉 < 使い分け、できてる?>
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◎「あとあし」
「後足」と「後脚」。
どちらも「あとあし」と読み、「前足」の対義語ですが、
使い方は異なります。
比喩的に使うのが「後足」。
それまでの恩を忘れ、別れ際に迷惑をかけることの例えを
「後足で砂を掛ける」
と言いますが、このときに使うのが「後足」です。
「うしろあし」と書く場合は「後ろ足」とし、送り仮名の「ろ」が入るので
「後足」と読みも書き方も区別します。
「後脚」は動物の後ろ側の足のこと。
例)後脚で立つ、後脚にけがをした猫
では、「後継ぎ」と「跡継ぎ」の違いは?
前任者の地位や仕事を受け継ぐ人が「後継ぎ」。
字の通りで、後継者のことです。
例)社長の後継ぎを決める
対して、家督を継ぐ人が「跡継ぎ」です。
跡取り、とも言います。
例)家の跡継ぎを決める。
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神垣あゆみ企画室