今週は、取り違えやすい言葉についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < 似て非なる表現(4)
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潮が引くのは?

似たような表現なのに、実は意味が違う……
そんな表現を今週は取り上げてきました。

しおどき」と「ひきぎわ」。

似たような表現ですが
「辞める頃合い、退く時機」という意味で使うのは、
どちらでしょう?

「しおどき」は「潮時」と漢字で書きます。
潮の満ちる時、引く時という文字通りの意味のほかに
物事を始めたり終えたりするのに適した時機、
好ましい時機という意味があります。

「しおどき」というと
やめたり、終わりにしたりする時機
という、マイナスのイメージでとらえがちですが

漁に出る漁師が潮の状況を判断して、
最も適したときに船を出すことから生じた言葉で
「好機」を示すのが「しおどき」です。

そのため
「彼とはそりがあわなくなり、そろそろ付き合いの
しおどきと考えました」
という使い方はNG。

対して「ひきぎわ」は「引き際」と書き
職場・仕事・地位などを退くまぎわ
退く時機や退き方のことを指します。

したがって、「辞める頃合い、退く時機」という意味で使うのは
「ひきぎわ」です。

例)
しおどきを待って勝負に出ましょう。
・長く今の地位にしがみつかず、ひきぎわを考えねば。

といった使い方をします。

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今週は、取り違えやすい言葉についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 似て非なる表現(3)
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                        ザ行とダ行の違い!?

似たような表現なのに、実は意味が違う……
そんな表現を今週は取り上げています。

「ず」と「づ」、「じ」と「ぢ」
どちらを使うのが正しいか、分からなくなることはありませんか?

どちらの表記が正しいか、考えてみてください。

1)「いれは」と「いれは」

2)「うなく」と「うなづく」

3)「力(ちから)く」と「力づく」

4)「働きめ」と「働きめ」

5)「こんまり」と「こんまり」

答えはこちら!

1)正しいのは「ず」。「いれは」です。

2)正しいのは「ず」。「うなく」です。
ただ、現代仮名遣いでは「うなづく」のように
「づ」を用いて書くこともあります。

3)正しいのは「ず」。「力ずく」です。
漢字では「力尽く」と書きますが、読みは「ちからずく」です。

4)正しいのは「づ」。「働きめ」です。
漢字で書くと「働き詰め」。
「詰め」は動詞の後に付いて、その動作・状態を続けることを表します。
「歩きづめ」「立ちづめ」のように使います。

5)正しいのは「ぢ」。「こんまり」です。
語源は「こ」+「ちんまり」。
「ちんまり」とは、小さくまとまっている様を意味します。

漢字と連動しているものと、そうでないものがあるので
覚えるしかなさそうです。

 
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今週は、取り違えやすい言葉についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < 似て非なる表現(2)
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 「つ」の違い!?

似たような表現なのに、実は意味が違う……
そんな表現を今週は取り上げています。

つましい」と
つつましい」。

この二つも似たような表現なので
取り違えやすい言葉です。

倹約をしている、という意味で使うのは、どちらでしょう?

「つましい」は、漢字で書くと
「倹しい」あるいは「約しい」。

意味は、倹約をしている、暮らしぶりが地味で質素である
です。

対して、「つつましい」は「慎ましい」と書き
遠慮深い態度である、控えめでしとやか
という意味があります。

漢字が示す通り
「倹約をしている」という意味で使うのは
つましい」です。

例)
・企業の経営者というイメージからかけ離れた
つましい暮らしぶり

・いつ見ても物静かで、つつましい奥様です。

ただ、「つつましい」にも
ぜいたくでない、質素なという意味合いがあります。

例)定年後は、つつましい生活を送っている。

のように使うこともあります。
「つつましい」が控えめな、質素な、という2種の意味を持つのに対し
「つましい」には、質素なという意味合いしかない
という違いがあります。

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今週は、取り違えやすい言葉についてです。
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仕 事 ‎の メ ー ル 作 法            < 似て非なる表現
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                           肩か、意地か?

似たような表現なのに、実は意味が違う……
そんな表現を今週は取り上げます。

肩肘を張る」と
片意地を張る」。

字を見れば、違いはなんとなく分かりますが
音で聞くと、似たような表現なので
取り違えやすいのがこの二つです。

自分の意見を押し通すのは、どちらでしょう?

 「肩肘を張る」は、気負う、いばること。
文字通り、肩をそびやかして肘を張る様は
相手に自分を強く見せかける姿です。

そのように人を威嚇する様から転じて、
気負った様子を「肩肘を張る」と言います。

「片意地を張る」は
同じ「張る」でも「意地」。
肩や肘ではなく、気持ちの方です。

頑固に自分の考えを押し通すことを意味します。

したがって、
自分の意見を押し通す、という意味で使うのは
「片意地を張る」です。

例)
・彼はいつも肩肘を張っていて、
無理をしているように見える。

片意地を張ってばかりいないで、少しは
彼の話を聞いてみたらどうだ。

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今週は、似た言い回しの慣用句について取り上げます。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法              < 間違いやすい慣用句(5)
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                        勝るとも/負けずとも

今週は、混同して使ってしまいそうになる
似た言い回しの慣用句について取り上げてきました。

次の言い回し、どちらが正しいでしょうか?

———————————
1)勝るとも劣らない。
2)負けずとも劣らない。
———————————

正しいのは
1)勝るとも劣らない
です。

「勝るとも劣らない」とは、
勝っていることはあっても劣っていることはない
という「互角以上」の状態、状況を示します。

一方、
「負けずとも劣らない」は
負けることはあっても劣ることはない
ということで、意味が通りません。

おそらく「負けずとも劣らない」は
「負けず劣らず」との混同からきているものと思われます。

「負けず劣らず」は
負けることも劣ることもない
つまり、互いに優劣がなく同じ程度であることを指します。

「負けず劣らず」が互角であるのに対し
「勝るとも劣らない」は互角以上である
ことを意味します。

例)
× 前作に負けずとも劣らない視認性が特長です。
○ 同業他社に勝るとも劣らない、質の高いサービス

思いこみや語感の良さから
誤ったまま覚えている語が意外とあるものです。

「どっちがどっち?」と迷った時点で
辞書で調べ、確認する習慣をつけましょう。

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今週は、誤って使いやすい慣用句についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法           < 間違いやすい慣用句
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                         願わくは・願わくば

—————
1)願わくは
2)願わくば
—————

1)と2)、どちらが正しいでしょうか?

1)願わくは
です。

自分で使うとき、いつも
「ば」か「は」か
迷うことが多かったのですが
本来は「は」です。

「願わくは」とは、願うことは、できることなら、と
相手に対して自分の希望を述べるときに使う言葉。
もともとは漢文訓読に由来する言い回しでもあります。

例)願わくは、無用な衝突は避けたいところです。
願わくは、他所に移転したいと考えています。

ただ、願いがかなうならば、という意味で
「願わくば」も使われており、
「願わくは」と混在しているのが現状です。

今週は、このように
一語、一字の違いで間違いやすい
語句を紹介していきます。

 
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