今週は、気になる敬語の使い方についてです。
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仕 事 Begin の メ ー ル 作 法 < 気になる敬語(4)>
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「おっしゃっておられました」
今週は、日常目にする
気になる敬語の使い方について取り上げています。
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部長はA案とおっしゃっておられましたが、
B案で進めて問題ありませんか?
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上記の文例で気になるのが
1行目の「おっしゃっておられました」です。
「部長は言った」を敬語に変換する場合
主語である相手(部長)を敬う「尊敬語」を使います。
「言う」の尊敬語は「おっしゃる」。
それを過去形にし、
「おっしゃっていました」
とすればよいのですが、
上記の文例では
「おっしゃっている」の「いる」まで
尊敬語「おられる」に変換して
「おっしゃっておられる」
としています。
これは敬語の使い過ぎ。
上記の文例は
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部長はA案とおっしゃっていましたが、
B案で進めて問題ありませんか?
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とするのが適切です。
敬語の使い過ぎは、しらじらしくなるばかりで
却って相手への敬意を軽減してしまいます。
的確に敬語を使って
相手への敬意がきちんと伝わる文章を
心がけましょう。
☆ ☆ ☆
★先週に引き続き、回答お待ちしています。
迷惑をこうむったメールの経験談や
あなた自身が客先や相手にマイナスの印象を与えないために
メール対応で気をつけていることなど、
ぜひ、教えてください。
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これはいかがなものか!? 「職場の非常識メール」アンケート
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【しごび】 の お す す め
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人とダイレクトにつながる世の中になって
「察する力(想像する力)」が
弱まってきていると思う。だからこそ、響く記事。
第266号 何を求めているかを読む力
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【 営業マン河村操はコミュニケーションする 】
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