今週は返信の際の留意点についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < 返信するときの注意(5)
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返信がないとき

待っているのに、相手から返信がないことがあります。
このような場合、考えられるのが、
1)サーバーなどのトラブルで実際にメールが相手に届いてない
2)相手には届いているが、読まれていないか、返信が遅れている
です。

いずれの場合も、返信が必要な時は、メール到着の有無を相手に確認します。
例えば…

「○月○日にお送りした△△についてのメールは、
ご覧いただけたでしょうか?」

「○月○日にメールを送信したのですが、届いてないかもしれないので
再度お送りします」

ポイントは、「いつ」送った「どんな内容のメール」かを
明らかにすること。

「返信はまだですか?」「届いてませんか?」のような直接的な表現は避け、
「メールは届いているか、どうか」の事実確認から入ることも重要です。

本当に届いてなかったり、何らかの都合で相手が返信できずにいることも
あるからです。

▼ メールは必ず届くものではない、という意識
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2)のケースは私も何度か体験しています。
こちらからの返信が届いておらず、相手から遠慮がちに催促があるのですが、
同じことが続くので
二つのアドレスから相手にメールを送信したところ

通常やりとりしていたアドレスが、
なぜか、相手方では迷惑メールに設定されていて
届いていなかったことが分かりました。

メールは必ず届くものではない、という意識を持つとともに
届いているかどうかを確認するときは相手を不快にさせない尋ね方を
することが必要です。

でも、確認を急ぐ時は、メールより電話の方が確実です。

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【しごび】 の お す す め
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「お母さん、ありがとう」の気持ちを一句に込めて…

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今週は返信の際の留意点についてです。
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 仕 事 ‎Begin の メ ー ル 作 法     < 返信するときの注意(3)
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                            返信の終了

 メールを返す基準として
 自分から出したメールは「一往復半」で終わらせる、と
 当メールマガジンでは述べてきました。

 つまり
 1)自分→相手 …自分から送信
 2)相手→自分 …相手からの返信
 3)自分→相手 …自分から再度送信

 これは、私がフリーランスで仕事をしていることにも関係するのですが
 自分=受注者、相手=発注者
 という立場でのやり取りです。

 もし、上記の「自分」が「発注者」である場合は
 3)の再返信までは必要なく、
 2)の相手からの返信で終わりとして十分ではないか
 と考えています。

 ▼ 相手の年齢より立場の違いを考えて対応
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 というのが、最近、次のようなケースが増えてきて気になっているからです。
 客先の担当者(=発注者)の方が私(=受注者)より若い場合に
 よくあるのが

 1)発注者→受注者
 2)受注者→発注者
 のやりとりで終わらず
 3)発注者→受注者
 の再返信で終わること。

 発注者である客先の担当者が新人さんの場合
 年齢が上の私に気を遣って丁寧に対応してくれているのだと思うのですが
 「立場」を考えると、発注者から受注者への連絡は
 2)までのやりとりで終わりとしてよいと思うのです。

 客先から自分に依頼があれば、「承知しました」と返信して終わり。
 客先から自分に資料の送付があれば、「受領しました」と返して終わり。
 自分からの返信の後、さらに客先から「よろしくお願いたします」のよう
 な再返信があると恐縮しますよね。

 自分と相手の立場の違いは、仕事やお金の流れを考えれば分かるはず。
 発注側だから偉そうにする、ということではなく、
 延々と返信合戦が続かないようにするための
 “やりとりの効率化”対策として、気に留めてみてください。

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 【しごび】 の お す す め
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今週は、相手が返信しやすいメールの書き方についてです。
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仕 事 ‎の メ ー ル 作 法            < 返信しやすいメール(3)
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                         期日や候補を挙げる

今週は、相手が返信しやすいメールの書き方について、取り上げています。

前回の配信でも最後に触れましたが、返信の期日や、調整の際の候補日を
明示しておくと返信の確率はアップします。

逆に「返事はいつでもいいです」というメールは、返信を忘れられがち。

日程調整などで、自分はいつでもよい、相手の都合に合わせるという場合
も、先に「私は都合をつけやすいので、あなたに合わせて調整しますよ」
とはっきり伝える方が、相手も「では、この日時ではいかが?」と指定し
やすいです。

あるいは、下記のように相手に候補日を挙げてもらう方法もあります。
———————————–
10月1日に○○の件でお会いする前に
一度ランチでもいかがですか?

幾つか候補日を挙げてくだされば
調整いたします。
———————————–

はっきり日程を明示する場合は、このような文面も。
————————————————-
10月1日か2日、あるいは4日の週であれば、
対応できます。

準備の都合があるので、できれば9月29日までに
日程のご連絡をいただけるとうれしいです。

もし、都合がつかなくても
別の日程で調整しますので、ご無理なさいませんように。
————————————————-

上記のポイントは3つ。

・対応可能な日程を挙げる
・都合がつく場合は、返信の期日を指定
・都合がつかない場合でも、別日程で調整の旨を知らせフォロー

相手は都合の良い日を選ぶだけでよく、都合がつかない場合もあきらめず
に済む内容です。

何度もやり取りしなくて済むよう、想定される状況を考えたうえでメール
文をまとめるとよいのは、ビジネスメールでもプライベートメールでも変
わりありません。

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今週は、相手が返信しやすいメールの書き方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法        < 返信しやすいメール(2)
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                          返信票を付ける

今週は、相手が返信しやすいメールの書き方について、取り上げています。

返信しやすくする工夫の一つとして、メールに「返信票」を付ける方法が
あります。出欠確認などで使う、返信用のフォームです。

▼例-1
※下記をコピーしてご返信ください。
———————————————————
■ゴルフコンペのご案内

<部署名> (           )

<お名前> (           )

・コンペの参加
ご参加(  )  不参加(  )

・懇親会の参加
ご参加(  )  不参加(  )

※9月30日(木)までに suzuki@XXX.co.jp 宛てに
ご返信をお願いします。
———————————————————

▼例-2
○○研究会ご参加のかたは、下記のフォームに必要事項を
ご記入のうえ、9月30日(木)までに事務局へご返信ください。
———————————————————-
氏 名:

所 属:

懇親会: 参加   不参加  (どちらかを削除してください)

連絡事項:

———————————————————-

日程調整の場合は、候補日を列挙して、都合のよい日程を返信してもらう
という方法もあります。

▼例-3
—————————————————
○○についての打ち合わせをお願いしたいのですが
来週以降のご都合をお知らせください。
調整のうえ、改めてご連絡いたします。

1)9月30日(木) 10:00
2)10月1日(金) 14:00
3)10月4日(月) 15:00

以上、9月22日(水)17時までに
ご返信をお願いいたします。
—————————————————

書面ではよく使うフォーマットですが、メールにも応用してみましょう。
上記のような「返信票」を付けることで、相手からの返信の確率が高まり
ます。返信の期日を記載しておくと、より効果的です。

 

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今週は、返信の際の件名についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < 返信時の件名
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変わらない件名

先週土曜のNIKKEI プラス1一面の「何でもランキング」。
すでに読まれたかたも多いと思いますが、「困ったビジネスメール」に
ついてのランキングでした。
http://www.nikkei.co.jp/p1/ranking/

困りものメール一位は、件名がいつまでも「Re:○○○」のまま
というもの。

確かに。メールのやり取りが続く場合、「Re:」をつけたままの同じ件名
だとメールの本題が変わったときに混乱や誤解を招きやすいです。

よく見かけるのが次のような件名。

Re: 雑誌企画ご協力の件(神垣)

毎日、多くのメールを受け取る相手に配慮して件名に名前を入れて送った
のですが、相手からの返信の件名には私の名前が入ったまま…。

書くんじゃなかった、と後悔しましたが、自分が逆の立場のときは、名前
の部分は消して返信しようと戒めにもなりました。

▼ 私信に多い困る件名
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

とはいえ、返信の際にどう書き換えてよいかわからない件名というのもあ
りますよね。

私信に多いのですが、「○○です」と名前だけの件名、「こんにちは」
「こんばんは」とあいさつだけの件名…。

私信といえど、メール本文で伝えたい用件を件名に入れるほうが記憶に残
りやすく、見落とされる心配もないのですが、親しい間柄の気安さから件
名も脱力したものが多く返信に困ることがあります。

今週は、そんな返信時の件名について考察していきたいと思います。

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【しごび】 の お す す め
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今が贈りどき。新入社員さんにぜひ!

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昨日に引き続き、「メールで築くいい関係」第2話です。
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仕 事 ‎Begin の メ ー ル 作 法    <メールで築くいい関係(2)
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ちょっとした心づかいを送るメール作法

▼ ひと言メールで実況報告
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「報・連・相」は、言わずと知れたビジネスの基本ですね。この報告・連絡・
相談はメールのやりとりでも不可欠です。

むしろ、報告と連絡はメールだからこそ、手を抜かずマメに送っておきたいも
の。言った、言わないの後々のトラブルを避けるための記録にもなります。

こちらが思うこと、していることは相手には見えません。だから、ひと言メー
ルで実況報告を。状況を知らせるそのひと手間が、相手に安心感を与え、やり
とりを円滑にします。

▼ ひと手間がつくる長いお付き合い
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・資料のファイルを受信したら「受領しました」「確認しました」

・「○日までにはお送りします」「△日まで時間を要します」といった作業の
進捗報告

・「現在、問い合わせ中です。もうしばらくお待ちください」という
経過報告 など

ポイントポイントで簡潔に状況をまとめ、メールを送信しておけば、電話のよ
うに相手の時間を奪うことなく、報告・連絡が完了します。

安心して仕事を任せてもらうためにも、マメな連絡と報告のひと手間は惜しま
ずに。

<追記>2018.10.22
送る側は面倒、手間と思うものですが、初めての相手や関係がまだ浅い間柄の
相手だと、受信した旨の連絡があると安心できます。

 

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