今週は、メールの入力ミスや誤字脱字を防ぐ方法についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < 誤りメールを防ぐコツ(3)>
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自動変換に頼りきらない

今週は、「誤りメール」を防ぐために送信前に十分に確認しておきたい
ポイントを紹介しています。1)名称の確認 2)数字の確認 の次は……

3)変換ミス

知らない漢字や言葉でもパソコンから変換候補が挙げられ、入力できるのは
便利なのですが、それゆえに発生するのが変換ミスです。

「検診」と「健診」
「提示」と「呈示」あるいは「定時」
「移す」と「映す」あるいは「写す」

など、同じ音でも字が異なる言葉が数多くあります。

自動変換に頼りきらず、読み返すときに「これでよいか」と確認することを
習慣づけましょう。

「変換ミス」について取り上げたバックナンバーがありますので、
参考にしてください。

▼意に反する変換< 変換ミスにご用心 >VOL.754

平仮名や片仮名では、濁点「゛」と半濁点「゜」の打ち間違いも意外とありま
す。パソコン画面で見ると「ぱ」と「ば」の点の違いが分かりづらく、濁点の
つもりで半濁点で入力していたり、その逆というケースも。

私も原稿の校正をしていて、画面では気づかず、紙に出力して確認したときに
違いに気づいた、という経験があります。

こうした分かりづらい間違いを確認するには、一度紙に出力すると気づかなかっ
た入力ミスや言葉の間違いが見つかりやすくなります。パソコン画面と紙では
文字の見え方が変わるためです。

メールではその都度、プリントアウトするのは手間ですが、文書の確認をする
ときには有効な方法です。

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【しごび】 の お す す め
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今週は、表記の際の留意点についてです。

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仕 事 ‎Begin の メ ー ル 作 法         < 基準を持つ
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        言葉を綴る際に気をつけたいことを紹介します。

▼ その変換、正しいですか?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「表わす」と「表す」。「製作」と「制作」。「こんにちわ」と「こんにちは」。

送り仮名や同音異義語、「わ」「は」や「じ」「ぢ」の使い分けなど、時とし
て気になる言葉の表記。パソコンを使用していれば、あたりまえのように打っ
た文字が自動的に変換されるので、文字の確認を辞書で調べるという習慣が激
減しました。それだけに、変換ミスや表記を勘違いしたまま使っている文章も
多く目にします。

スピードも要求されるビジネスメールのやりとりにおいて、いちいち文字の正
しい表記や使い方を調べてなんていられない、という声も聞こえます。

ですが、知っておいて損もないでしょう。よく使う言葉ほど、もう一度使い方
を確認してみましょう。

▼ 文章を書く際の基準を持つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私が文章を書くとき、常に手元においているのが、共同通信社の「記者ハンド
ブック」と「朝日新聞の用語の手引」です。

駆け出し時代、上司から真っ先に購入するよう言われたのがこの2冊。いずれも
新聞で表記される用字用語の使い方が挙げられています。

すべての文章をこの通りに書くということではなく、表記の際の基準に今でも
しています。

メールもメルマガも、一冊の本の編集を手がける時も、言葉の表記の基準を持
つことが重要。書き手の個性を大切にしながら、表記に一貫性があることも文
章を書くうえで意識しておきたいことです。

 

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