今週は、読者のかたから寄せられた質問にお答えします。
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仕 事 ‎Beginの メ ー ル 作 法      < 読者からの質問(3)
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                       返信時の引用

<読者からのお便り>————————————————

メールの返信について、ずーっと気になっていることがあったのです。
質問して良いですか?

相手から来ますよね、メールが。
その返信の時に、その相手からのメールをそのまま添付して送って良いのか
どうか、ずっと気になりながら、私は添付して、そのまま送っています。
(読者 Y子さん)
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多くの場合、テキスト形式で送られてきたメールへの返信は、メールを開き、
ツールバーの「返信」か「全員へ返信」のボタンを押すと、自動的に相手のメ
ールの行頭に「>」というインデント記号が付き、メールの内容を含んだ形で
返信できるようになっています。

▼ 相手の習慣に合わせて返信
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私の場合、相手によって変えているのが現状です。

何度かやりとりをして、相手のメールを含めない習慣の人には同様の形式で返
信しています。

相手のメールを含め、やりとりの内容を残しながら返信を続ける人とはそのよ
うに。仕事のメールのやりとりは、この形式が圧倒的に多いです。

このメルマガへいただく感想や質問のメールも、基本的に読者のかたからのメ
ールを含めて返信しています。

▼ 署名の位置
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
最近、ある人からの返信メールを真似して変えてみたのが、署名の位置。
これまでは、自分が書いた返信メール→自分の署名→相手のメールの引用
という順番でした。

それを、自分が書いた返信メール→相手のメールの引用→自分の署名 に変え
てみました。

 

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今日は「こんなときどうする?」メール作法素朴な疑問についてです。

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仕 事 ‎Begin の メ ー ル 作 法  < メール作法 素朴な疑問 >
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引用、どうする?

<読者の質問>——————————————————-

メールの返信のときに「元のテキストの引用」は、
したほうが良いのでしょうか。
(読者:Tさん より)
———————————————————————

メールの返信時に、「 > 」のインデント記号とともに受信したメールの文章が
引用されます。メールのやりとりで、相手の文章を引用するか否かの判断は迷
うところです。

▼ 相手に合わせてケースバイケースで
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
以前、私は長くなるので引用せず、その都度返信していました。ですが、引用
するしないは相手によって違うため、最近では相手のやり方に合わせるように
しています。

ひとつのテーマや話題について、断続的にやりとりする場合は引用しながら、
やりとりを続けていく方がいいかもしれません。どんどん文が長くはなります
が、時系列で経過を確認できます。

メールのやりとりがほぼ即時対応で続くような場合は、メールの内容を覚えて
いるので、引用せずにその都度新たに返信しても大丈夫でしょう。

自分から返信するときは、用件によってケースバイケースで引用するか否かを
決めています。ちなみに【しごび】の感想メールへの返信は引用をつけて返信
することが多いです。

<追記>
この記事を配信した当時は「引用する派」と「引用しない派」は半々くらいと
感じていましたが、13年を経た現在は「引用する派」が圧倒的に多い気がしま
す。以前は、相手のメール文の上に自分のメールを書いて返信するのは、相手
に対して失礼という理由で「引用しない」客先もありました。引用に対してそ
こまで気にかけるケースは減ってきたのかもしれません。

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