今週は、うっかり誤って使いやすい表現についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 間違いやすい表現
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新年明けまして

新年明けましておめでとうございます」

年賀状や新年のあいさつメールでよく目にするこのフレーズ。
実は、意味が重なった「重言」です。

年が明けて、新年が訪れるので
「新年」と「明けまして」は意味としては同じ。
そのため

新年おめでとうございます」
明けましておめでとうございます」

と「新年」と「明けまして」は別々に
「おめでとうございます」に添えます。

年明けの表現に関連した重言をもう一つ。

元旦の朝

これも「元旦」が「元日の朝」を意味するので
「朝」を添えると重言になります。

元旦
「元日の朝

とするのが正しい使い方です。

「元日の夜」
とは書きますが
元旦
と書くと意味が矛盾するので注意しましょう。

今週は、このように
うっかり間違いやすい表現や言葉について
紹介していきます。

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今週は、気をつけたい言い回しについてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 言葉づかい注意報
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 「新年明けまして」

何度か、当メールマガジンでも紹介してきたのですが
新年を迎えたこの時期、よく目にする言いまわしなので
とりあげたいと思います。

その言い回しとは……

新年明けましておめでとうございます

「明ける」とは「旧年から新年になる」という意のため、
「明けまして」だけでよく
前に「新年」が来ると意味が重なることになります。

「新年明けまして…」と一つのフレーズとして使ってしまいがちですが

新年おめでとうございます
あるいは
明けましておめでとうございます
が適切な使い方です。

正月の新聞の全面広告にも
「新年明けましておめでとうございます」
と使われていて、ちょっと驚きました。

語呂やノリで、なんとなく使い良いから
という言い回しは、ほかにも少なからずあります。

ですから、そういった「使いやす言い回し」が
主流になっていくのは仕方のないことなのかもしれませんが
折に触れ、本来の言葉の意味を知ることは必要だと思います。

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