使い分けに注意が必要な言葉を取り上げます。
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間 違 え や す い 言 葉                                 < 紛らわしい言葉 >
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                   「止める」と「停める」

「止める」と「停める」
どちらを使えばよいか迷うことはありませんか?

小学館「デジタル大辞泉」には、
俗に、「駐める」と書いて駐車の意とし、
「停める」を停車の意として
使い分けることがある、とあります。

しかし、共同通信社「記者ハンドブック」
停止する意味で使う一般用語として「止める」を挙げ、
「停める」は「止める」に表記統一しています。

したがって、「記者ハンドブック」では
駐車する場合も停車する場合も表記は
「車を止める」です。

「止める・止まる」の用法としてはほかに
足止め  通行止め  交通が止まる
などが挙げられます。

「止める」「停める」「駐める」
とありますが、当メールマガジンでは
「記者ハンドブック」を表記の基準としているので
「止める」とします。

「止める」以外の表記としては
「留める」「泊める」があります。

「留める」とは、とどまる、留置、固定という意味。

例)一命を取り留める つなぎ留める   書き留める

「泊める」は、宿泊の意。

例)友人を自宅に泊める 泊りがけ   泊まり込み

船が停泊するという場合も「泊まる」を使い、
「船が港に泊まる」とします。

※参考
「記者ハンドブック」第14版新聞用字用語集

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