今週は、感じのよいビジネスメールへの書き換え指南です。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < 書き換える技術(2)
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                        オンリーユーな文章

 メルマガが代理登録されたあとに送られてきたメールです
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 (件名)メールマガジンの登録ありがとうございます

 (本文)
さま!
 はじめまして!

 辛口情報起業批評家(自称)
 ●●●●●です。

 (中略)
 さん(もう馴れ馴れしい(汗))
 のネットビジネスにお役に立てる本当に役立つ情報を提供していきますので、
 今後とも末永く応援お願いします。

 最後までお読み頂きありがとうございました!
 さんに有益な情報がお届けできますように・・・。
 最新号をお楽しみに!

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 上記のメールは見事に「さま」「さん」の前の固有名詞が抜けています。

 自動配信されるオートステップメールであることは明らかで、名前部分が
 未登録のまま配信されたために「さま」「さん」の前の固有名詞が抜けて
 いるのです。

 私は、メルマが登録用のアドレスは一つに決めているのですが、上記のメ
 ールはそれとは異なるアドレスに送られてきたので、どこかから拾ってき
 たアドレスに代理登録されたのかもしれません。

 ネット通販やネットオークションの経験がある程度あれば、この手のオー
 トステップメールに自分の名前が埋め込まれていることにも慣れてしまい、
 特別親しみを抱くということもなくなってきます。

 ただ、通常のビジネスメールやメルマガ読者への返信には、宛名以外の本
 文にも意識的に相手の名前を入れるようにしています。

 営業マンが会話の中で「○○さん」と名前で頻繁に呼びかけることで、相
 手との距離を縮めていくように、メールでも相手への呼びかけは「あなた
 だけ」感を醸成していくと思うからです。

 しかし、これも過ぎたるは及ばざるがごとし。多用するとしつこく感じら
 れて逆効果なので、ポイントとなる一文に使うと効果的です。
 なにごともほどほどが肝心です。

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