今週は
「パソコン ⇒ 携帯電話」へのメール作法についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 <
携帯電話のメール作法(10)>
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心ある対話を!
二週にわたり「携帯電話 ⇒ パソコン」「パソコン ⇒ 携帯電話」へのメ
ール作法について、読者のお便りをもとに紹介してきました。
同じメールでも、携帯電話かパソコンかで受信した際の“見え方”が異な
る点を踏まえ、配慮することで、スムーズなやり取りができるようになり
ます。
シリーズの最終回として、メール作法とは少し離れますが、ここで一つ
読者からのお便りを紹介させてください。
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うちの両親、実は視覚障害者(全盲)なのですが、パソコンや携帯でメー
ルのやり取りをしていますよ。
最近は、パソコンに音声読み上げソフトや点字と同じ感覚で入力できるキ
ーボードがついていたり、携帯電話の機種によっては音声読み上げ機能が
ついているので。
ですが、読み上げ機能が完璧ではないせいか、時々とんでもない読み方を
してしまうそうです。
なので、人の名前とか、略称(例えば広島大学→広大、など)は、あえて
ひらがなで打ってメールを送っています。さすがに、ひらがなを読み間違
えることはないので。
「読む側の立場に立ったメールを心がける」という趣旨は、相手が仕事先
であれ、友達であれ、障害者であれ、一緒かな、と思います。
(読者 M.Yさん)
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携帯メールに限らず、メール作法全般にいえることですが、大切なのは
「相手の立場になって考え、書くこと」です。
書くことでそうした気配りができれば、仕事上の電話のやり取りでも、対面
での応対でも、感じのよいスマートな対応ができるのではないでしょうか。
相手の意を汲むことができる人のところへ、自然と人や情報が集まる気がし
てなりません。
携帯メールによるコミュニケーションは、いつでもどこでも繋がることがで
き、とても便利です。ですが、「即、繋がること」が「以心伝心」では決し
てなく、相手への思いやりや節度を欠いたメッセージは、相手の心を動かし
たり快くすることはありません。
携帯電話は今後もますます普及していくでしょう。
でも、それも伝達するための道具の一つに過ぎません。
携帯電話という道具に依存することなく「心を以(も)って伝える」気持ち
を忘れたくないと思うのです。
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【しごび】 の お す す め
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一家に一冊、職場に一冊!
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本メルマガをもとに書きました『 仕事で差がつく できるメール術 』
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