
今週は、似た言葉の意味や使い方の違いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 間違いやすい言葉(5)>
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「ひと肌脱ぐ」
「ひと肌脱ぐ」
本気になって人のために力を貸すことを意味する言葉です。
かつて日本人がきもので生活していた時代には
きものの袖から腕を抜き、上半身をあらわにして働くことを、
「肌脱ぎ」と言ったとか。
遠山の金さんのお決まりのポーズが目に浮かびますが、
その「肌脱ぎ」に由来する言葉が
「ひと肌脱ぐ」です。
「ひと肌」の「ひと」は「一」という意味で
「人」ではありません。
「人肌」は脱ぐことができませんし、意味も異なります。
同じ意味の言葉に「片肌脱ぐ」もあります。
力仕事をするとき、動きやすいように片方の肩だけ着物を脱ぐことに
由来します。
例)後輩のためにひと肌(片肌)脱ぐことにした。
「もろ肌脱ぐ」という言葉もあり
こちらは左右両方の肩を着物から脱ぎ、上半身をはだかにして働くことから
全力を尽くして事に当たる、という意味。
例)今回のイベントにはもろ肌脱いで臨みます。
上記に挙げた言葉は
あまり間違うことはないかもしれませんが、
由来が興味深かったので紹介しました。
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