今週は、会話調の表現の改め方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < メール仕様の言い回し(2)>
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「どうですか?」
今週は、会話調になりやすい表現の
書き言葉への改め方を紹介しています。
相手の状況を訪ねるときは
「どうですか?」
よりも
「いかがですか?」「いかがでしょうか?」
に。
例)
× 打ち合わせの日程ですが、8月4日(月)はどうですか?
○ 打ち合わせの日程ですが、8月4日(月)はいかがですか?
(または「いかがでしょうか?」)
「いかがですか?」と尋ねられた時
話し言葉でも書き言葉でも増えつつあるのが
「大丈夫です」
という返答。
この「大丈夫です」というフレーズは
答える方は「OK」「問題ない」という意味合いで使っているつもりでも
尋ねた側にとっては
「何が大丈夫なのか」がはっきりせず
いいのか悪いのか、分かりにくいことがあります。
「大丈夫です」の代わりに
OKならば「差し支えありません」
NGであれば、その理由と別案を提示し、調整を図る
といった具合に、きちんと意志表示する方が
確実に相手に意図が伝わります。
例)
× 多分、大丈夫です。
○ 打ち合わせは8月4日(月)で差し支えありません。
○ 8月4日(月)はすでに予定があるので
5日(火)の午後に打ち合わせをお願いできればありがたいです。
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